燃費ヤバいな…ホンダ新型シビックタイプR(FL5)で往復 約400kmの高速道路+下道のロングドライブ!平均燃費は「16km/L」超え…腰やお尻の痛みはどうだ?

(続き)ホンダ新型シビックタイプR(FL5)での往復 約400kmの旅インプレッション

引き続き、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)での往復 約400km走らせてのインプレッションをまとめていきましょう。

復路での平均燃費をチェックしていこう

続いて、復路の平均燃費をチェックしていきましょう。

[復路①]・・・下道 約5km → 高速道路 約76km
走行距離:81.2km
平均燃費:16.3km/L
ガソリン消費量:5.0L
走行時間:63分

[復路②]・・・高速道路 約107km → 下道 約10km
走行距離:117.3km
平均燃費:16.9km/L
ガソリン消費量:6.9L
走行時間:92分


[復路トータル]
走行距離:198.5km
平均燃費:16.7km/L
ガソリン消費量:11.9L
走行時間:155分

復路の区間区間燃費が「16.7km/L」と、更に燃費が向上していますね。

おそらく夜中に走行したこともあり、下道でも車通りがほとんどなくスムーズに走行できたことも影響しているのかもしれません。

6速MTモデルのHonda SENSINGは、ATモデルに比べて限界がある

今回の高速道路走行にて、往復共にHonda SENSINGのアダプティブクルーズコントロール[ACC]をフル活用していたわけですが、個人的に最も気になったのは「下り坂を走行するときや、前方車両との車間距離を調整するときの減速」。

ATモデルのACC機能だと、自動的にシフトダウン → 回転数を上げつつエンジンブレーキを強化することで、ブレーキランプ(フットブレーキ)を何度も点灯しないようにナチュラルな減速をすることが多いかと思います。

しかしながら6速MTの場合だと、6速固定でACCを活用すれば、下り坂での減速時に6速固定のままではエンブレムが弱い → ブレーキランプをパカパカと点灯させて強めのブレーキを多用する → 後続車両からすれば、「前方には何も車両がいないのに、何でフットブレーキ多用してるんだ?運転下手くそか?もしかして煽り運転?」と誤解を招くような運転になってしまうため、下り坂がキツめのところではACCをキャンセルにすることが多いです。

手動でのシフト変更が必須のMTモデルの場合、どうしてもATモデルのACCに比べて性能の限界があるため、不満というよりも「仕方ない」と思う方が強いため、先程のように誤解を招くような運転に繋がらぬよう、そして周りの流れにあわせてスムーズな運転ができるように心がけることが一番かと思います。


往復 約400km走らせての平均燃費は?

最後に往復 約400km走らせての平均燃費と、メーター上燃費は以下の通り。

[往復トータル]
走行距離:408.8km
平均燃費:16.4km/L
ガソリン消費量:25L
走行時間:326分


[メーター情報]
航続可能距離:203km
(給油後)平均燃費:16.1km/L
Trip Aメーター:416.4km

以上の通り、往復での平均燃費「16.4km/L」とノンハイブリッドスポーツカーとは思えないほどの低燃費ですし、メーター情報も416.4km走らせて航続可能距離が203kmですから、このまま燃費を維持していれば無給油600km走行は余裕。

最近のスポーツカーは低燃費が当たり前?新型フェアレディZ(RZ34)も「16km/L」以上の低燃費

なお参考までに、私が他に所有するビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)version ST[9速AT]でも、往復 約1,700kmの9割以上が高速道路メインとなる弾丸移動で「16.8km/L」の低燃費を実現。

こちらは排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載しながらも、約1,700km走らせての給油回数は僅か「1回」のみだったのは衝撃的でした。

こうして見ると、最近のスポーツカーは走りや乗り心地だけでなく燃費性能も重要ポイントの一つになっているのかもしれず、この辺りの満足度の高さは、試乗や代車生活だけではわからず、実際に所有してみないと分からない領域なのかもしれません。

ホンダ新型シビックタイプR(FL5)関連記事