【価格は730万円から】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンセダンが2023年11月13日に発売決定!月産台数は僅か「600台」で、クラウンスポーツよりも100台少ない模様
(続き)トヨタ新型クラウンセダンについてチェックしていこう
引き続き、トヨタ新型クラウンセダンについて見ていきましょう。
パワートレインは2.5L HEVとFCEVの2種類!燃費は?
プラットフォームに関しては、後輪駆動[FR]をベースにした専用プラットフォームを採用し、パワートレインもハイブリッド(HEV)と水素燃料電池(FCEV)の2種類をラインナップ。
具体的に見ていくと、ハイブリッドモデルだと新開発の排気量2.5L 直列4気筒エンジン+マルチステージハイブリッドシステムを搭載することで、エンジンと2基のモーターに加え、有段ギアを組み合わせることにより、あらゆる車速域からのアクセル操作に応える駆動力を実現。
従来であれば、エンジンの最高出力を使用できる車速領域が約140km/hからだったのに対し、本システムだと約43km/hから使用可能になるとのことで、実現実的な速度域からの力強い伸びを体感できるのは魅力的。
クラウンセダン2.5L HEVの燃費性能は?
ちなみに2.5L HEVのカタログ燃費は以下の通りで、燃料タンク容量は82Lと、ランドクルーザー300(New Land Cruiser 300)の80Lよりも多め。
◇WLTCモード平均燃費:18.0km/L
◇WLTC市街地モード燃費:14.4km/L
◇WLTC郊外モード燃費:18.4km/L
◇WLTC高速道路モード燃費:19.0km/L
MIRAIベースのFCEVは、航続可能距離 約820kmを実現
そしてこちらが、水素燃料電池(FCEV)を採用するパワートレインですが、基本的には現行MIRAIと同じで、3本の高圧水素タンクと燃料電池などを搭載することにより、1回あたり約3分の水素充填で約820km走行可能。
更にアクセルを踏んだ瞬間からトルクが立ち上がり、スムーズに伸びるFCEVならではのパワーと、モーター駆動ならではの静粛性や乗り心地を実現しているとのこと。
月産基準台数は僅か600台/月?!気になる価格帯は?
以上が新型クラウンセダンの注目ポイントになりますが、実はこのモデルの月産基準台数が僅か600台/月と、クラウンスポーツの700台/月よりも少ないんですね。
その関係もあって、一部のトヨタディーラーでは厳しい抽選方式を採用しているところもありますし、「買いたくても買えない」ディーラーも多いでしょうから、今回の先行予約受付段階から販売店では何かとザワザワしそうな予感も。
最後に、新型クラウンセダンのグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
先述にもある通り、まずは各パワートレインの上位グレードZのみが販売され、その後遅れる形で下位グレードが設定される予定です。
【(2024年)新型クラウンセダンのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】
◇FCEV Zグレード:[FR]8,300,000円
◇2.5L HEV Zグレード:[FR]7,300,000円
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