ラ・フェラーリのカーボンモノコックを交換するには約1.6億円→新車価格のラ・フェラーリがもう一台購入できる…ルーフだけで約2,000万円とレクサスLM500hも買える

(続き)なぜラ・フェラーリのパーツは、こんなにも高額なのか?

こうして見ると、ラ・フェラーリのパーツ費用が高額なのも供給数が極端に少ないこと、求められる精度が非常に高いことも挙げられますが、こうしたところでもフェラーリが世界で最も利益率の高いメーカーであることが証明されているんですね。

ちなみにラ・フェラーリアペルタの場合、トップルーフはオプションにてソフトトップルーフかカーボンファイバ製ハードトップルーフから選択することが可能ですが、何れもオプション費用は約400万円と超高額(ラ・フェラーリアペルタオーナー談より)。

本モデルを購入できるオーナーは、アペルタの場合のみ選択できるボディカラーが限られているそうで、それに合わせて内装カラーも限定されるとのこと。

ただ、そういった厳しい制約がありながらも、フェラーリが定める最上位顧客に対しては、テーラーメイドのボディカラーや内装にて対応しているそうです。

果たしてこのクラスのオーナーになると、これまでにどれだけのフェラーリモデルを購入してきたのかも気になりますが、F1やサーキットにも深く関わっていない限りは、ここまでフェラーリから愛されるのは難しいかもしれません。


ラ・フェラーリベースと言われる新型デイトナSP3も、日本人オーナー向けに納車開始

これは余談ですが、フェラーリが世界限定599台のみ販売したICONAモデルとなる新型デイトナSP3(New Daytona SP3)ですが、こちらも本格的に日本人オーナー向けに納車が進んでいて、既に元フェラーリ・クラブジャパンの平松潤一郎 氏にも納車済み。

後にフェラーリコレクターの松田芳穂 氏や岡本芳邦 氏にも納車が進められるかと思われますが、国内でのイベントでも見かける機会があるかもしれませんね。

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Reference:motor1.com