ホンダ&MUGENが新型WR-V/アコード/シビックタイプR(FL5)のカスタムモデルを東京オートサロン2024向けに出展!日産の次期エルグランドや”美少年”スカイラインも出展?
(続き)日産自動車大学校の学生が制作した東京オートサロン2024向けの出展車両を見ていこう
続いては、日産自動車大学校の学生が制作した東京オートサロン2024向けの出展車両を見ていきましょう。
今回出展される車両は、以下の通り個性的でユニークな3車種となります。
➀:エルグランド・グラシア
②:SETO
③:アドニス・スカイライン
出展①:エルグランド・グラシア(ELGLAND GLASSIER)
まずは、フロントマスクが新型エクストレイル(Nissan New X-Trail, T33)ベースとなっているコンセプトカーのエルグランド・グラシア。
このモデルは、日産京都自動車大学校・自動車整備・カスタマイズ科の4年生が制作したもので、制作期間は6か月とのこと。
そしてコンセプトは「紡ぐ」で、両親と二人の兄弟と祖父母、仲の良い6人家族に乗ってもらうことをイメージして制作。
家族全員でキャンプを楽しみ、笑顔が絶えないクルマを目指すとともに、アウトドアを満喫しながら家族の絆を深めて欲しいという願いを込めているそうです。
また、災害時に悪路を走行することを想定し、車高はベース車両のエルグランド(E52)から40mmアップし、ルーフには大型テントも設置し、万が一の時にも大切な家族を守ることが可能に。
フロントは、オフロード感を出すためにエクストレイル(T33)のフェイスを採用し、リヤは学生らしい「今ドキ感」を感じさせる一直線のテールランプをあしらい、スタイリッシュな印象に仕上げています。
出展②:SETO
続いての出展車両は「SETO」というモデル。
このモデルも、先程のエルグランド・グラシア同様に日産京都自動車大学校・自動車整備・カスタマイズ科の4年生が制作したもので、制作期間は6か月とのこと。
「過去と現在の架け橋」をコンセプトに、前述の仲の良い6人家族の姉(22歳)がお洒落なカフェや都会のナイトライフをクルマと共に楽しむシーンをイメージし、ユニークで可愛いパイクカーに仕上げたそうです。
エクステリアは、ベース車両となるキューブ(Z12)に、ブルーバード(410)のフロントフェイスとテールランプをミックス。
異なるクルマのフェンダーとボンネットを自然な形でつなぎあわせるべく、溶接・パテ造形の調整を何度も繰り返すことで調和させています。
ヘッドライトは、そのコンセプトから「現在」感を意識し、ハロゲンではなくLEDを装備しています。
出展③:アドニス・スカイライン(Adonis SKYLINE)
最後の出展車両は、アドニス・スカイライン(Adonis SKYLINE)。
このモデルは、日産愛知自動車大学校・自動車整備・カーボディーマスター科の3年生が制作したもので、制作期間は2.5か月とのこと。
車両コンセプトは「誰もが夢中になってしまう美少年のようなクルマ」で、ターゲットはクルマ好きな20代の男性。
仕事もプライベートも充実した若者が普段使いするシーンを想定して制作していて、ベースはスカイライン(ER34)で、スカイラインの流麗なボディラインはそのままに持ち主の充実ライフを表現すべく、50mmワイド化して堂々としたフォルムを実現。
インテリアにおいては、ダッシュパネルの表面も変更し、落ち着いた車内空間を演出し、ボディカラーは、Adonisホワイトと名付けた学生オリジナルのフレッシュな調色を施し、コンセプトである美少年を表現しているそうです。