日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて1年1か月が経過!セレナ(C28)同様に「チャージモード」で走らせないと、またバッテリー上がりが起きそうだ

(続き)日産の新型エクストレイルe-POWERが納車されて1年1か月経過してのインプレッション

引き続き、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて1年1か月経過してのインプレッション内容をまとめていきましょう。

チャージモードで走らせても意外と燃費は優秀なエクストレイル(T33)

先程の続きになりますが、チャージモードはEVモードスイッチを再度押すか、エンジンを切って再度始動しない限りはOFFに切り替わらないため、燃費を気にする方はあまりおススメはできない機能。

私の場合は、冬場は燃費よりもバッテリー上がりが心配になるため、できる限りチャージモードで冬を乗り切ろうと安易に考えているわけですが、それでも100km程度無料高速道路をメインにして走らせると、燃費としては18km/L~19km/Lと決して悪くない印象で、むしろ競合モデルのトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)/RAV4 HEVに比べると優秀なのでは?と思う程。


エクストレイル(T33)は後席の乗り心地も良い

続いてエクストレイルe-POWER(T33)の後席の乗り心地についてですが、前回のZR-Vの後席乗り心地のインプレッションに続き、妻に運転をお願いし、私が後席に乗って乗り味をインプレッションしてみることに(チャージモードは継続)。

実際に後席に乗って、一般道や無料高速道路での乗り心地を体感してみると、ZR-Vのように座面から伝わってくるような突き上げはほとんど感じられず、助手席に座っているときのゆったり感とほぼ変わらない印象。

もともとエクストレイルe-POWER(T33)の後席の乗り心地は、茶道のお客さんからの評価も高く、足もとのスペースも十分な広さですし、何よりもナッパレザーの表皮が硬すぎず柔らかすぎずの丁度良い塩梅で、シート表皮も滑りづらいため、着物を着た状態で座っていてもシートとの密着感は十分良いとのこと。

走りや乗り心地、内装の質感においては、これまで(T32以前)のアウトドアチックなイメージから一転して、どちらかというとラグジュアリー寄りなイメージなため、おそらく日産としては「より万人ウケ」する車づくりに注力したのではないかと推測。

その結果として、今では納期半年以上になるほどの人気モデルとなっていますが、改めて商品力と満足度の高いモデルだと思っていて、ここまで競合モデルを脅かす存在になったのはお見事だと思います。

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