【一体なぜ?】(欧)トヨタ新型プリウスの2023年累計販売台数がGR86よりも少なかった件。一方で日本市場は年間「約10万台」を販売していたようだ

(続き)日本では、トヨタ新型プリウスの2023年の新車販売・登録台数は約10万台と好調

欧州ではまだ本調子ともいえないトヨタ新型プリウスですが、一方で日本市場での販売は好調で、2023年の累計販売・登録台数は99,149台を記録。

これは一般社団法人・日本自動車販売協会連合会が公開した情報になりますが、普通乗用車部門においては、全体の6位にランクインするほどの売れ行きで、改めてプリウスブランドの高さを知らしめた1年だったと思います。

参考までに、各月の新車販売・登録台数ランキングを見てみると、とてもハッチバックモデルとは思えないほどの高い水準のキープしていて、デザイン重視で乗降り性が低くなったとはいえ、幅広い層から愛されるモデルであることは変わりなし。

【新型プリウスの2023年の新車販売・登録台数一覧】

2023年1月度:3,214台(19位)
2023年2月度:7,681台(10位)
2023年3月度:9,861台(11位)
2023年4月度:7,838台(4位)
2023年5月度:9,233台(2位)
2023年6月度:11,008台(4位)
2023年7月度:9,206台(5位)
2023年8月度:7,252台(5位)
2023年9月度:9,468台(6位)
2023年10月度:8,767台(5位)
2023年11月度:8,399台(6位)
2023年12月度:7,222台(5位)


2023年1月度~12月度:99,419台(6位)

via:一般社団法人日本自動車販売協会連合会

プリウスが多く売れれば売れる程、ちょっと複雑な部分も?

世間ではプリウスミサイルと揶揄されるものの、予防安全装備Toyota Safety Senseの強化に加え、プラスサポート機能による急アクセルによる発進・後退を避ける機能も充実しているため、少しでもネガティブなイメージが払しょくできればとは思うものの、残念ながら新型になっても事故が発生しているのも事実。

その度に「新型になっても、やっぱりプリウスミサイル」と揶揄されることはあれど、あくまでも問題なのは車ではなくドライバーであり、ドライバーの操作ミスで特定車種のブランドイメージが低下するのは残念に思う所。

販売台数が多くなればなるほど、それだけ公道にて見かける頻度も多くなり、事故で見かける割合も高くはなるものの、それでも「プリウスだから事故が起きるのは仕方ない」と割り切られるのは”さすがに違うのではないか”と思ったりもします。

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