ホンダ新型ZR-Vが納車されて9か月が経過!「無性に踏みたくなるスポーティな走り」「このクラスで燃費は悪くなく、燃料タンク容量が大きいのは便利」等
(続き)ホンダ新型ZR-Vが納車されて9か月経過してのインプレッション
引き続き、ホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]が納車されて9か月経過してのインプレッション内容をまとめていきましょう。
燃費は意外と悪くない
続いては、ZR-Vの燃費性能について。
シビック(Civic)のSUV版という立ち位置なだけあって、動力性能に力を入れていて、燃費性能はちょっと期待できないか…?と思っていましたが、私が所有するe:HEV Z[4WD]は、意外にも燃費は悪くなく、特に高速道路の区間平均燃費はカタログ燃費を超えて来るほど。
2024年2月末時点での総走行距離は、ギリギリ6,000kmに到達しないレベルではあるものの、給油回数全6回に対して、(初回1回目を除き)最も悪い平均燃費でも17.7km/Lですし、最も優秀な燃費でも19.1km/Lを記録。
参考までに、以下はe:HEV Z[4WD]のカタログ燃費になります。
◇WLTCモード平均燃費:21.5km/L
◇WLTC市街地モード燃費:19.5km/L
◇WLTC郊外モード燃費:23.9km/L
◇WLTC高速道路モード燃費:21.1km/L
燃料タンク容量が57Lと、ホンダにしてはかなり大きめ
続いて、ZR-Vの燃料タンク容量について。
私の勝手なイメージとして、ホンダの普通乗用車の燃料タンク容量は概ね40L台で(シビックFL1が47Lで、シビックe:HEVが40L)、ミドルサイズミニバンの新型ステップワゴン(New STEPWGN)でも52Lだったので、ZR-Vはステップワゴンよりも小さくなるんだろうなぁ…と思っていました。
しかしながら、実際に所有してみると「57L」も燃料タンク容量があり、平均燃費が20km/Lを切っていても無給油1,000km走行できるのは魅力的なところ。
その関係もあって、総走行距離に対して給油回数が少ないというのもありますが、やはり燃料タンク容量が大きいと、頻繁的に給油するという煩わしさがなくなるのは本モデルを選択するメリットの一つだと考えています。