何かと話題の日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)の納車後雑感!「アルファードには無い使い勝手の良さ」「サイドミラーは低くて見づらい」等
(続き)日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)の納車後雑感!
引き続き、日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)が納車されてからの雑感をまとめていきたいと思います。
サイドミラーは低すぎるように感じる
一方で、セレナ(C28)のちょっと不満に感じるポイントも見ていきましょう。
これはあくまでも、ヴォクシーやステップワゴン、アルファード、更にはコンパクトMPVのトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)と比較した上での感想になりますが、サイドミラーの位置が他車に比べて低いため、これまで目の動きだけで左右後方を確認できていたにも関わらず、少し首を動かさないとサイドミラーが確認できないというところ。
これに関しては「普段から運転して慣れてしまえば問題ない」とは思うものの、10か月以上所有しても中々慣れないのが正直なところ。
ただその一方で、サイドミラーが少々見づらい代わりに、インテリジェントルームミラー(別名:デジタルインナーミラー)の解像度や後方視界の鮮明度や広角度合いは、ヴォクシーやステップワゴンよりも高いと考えていて、左右の後方視界をインテリジェントルームミラーで確認しつつ、セカンドチェックでサイドミラーとブラインドスポットモニターの点灯有無を確認するため、そういう意味では各機能がセレナ(C28)のデメリットになるところを上手くカバーできているように感じます。
ちょっとしたゲーム感覚で乗れるのもユニーク
最後はセレナ(C28)の多彩なアニメーションや機能について。
ここ最近は、できるだけバッテリー上がりが起きないように2日以上間を空けないように乗るように心がけているのですが、走行する際に常時発電用エンジンが稼働するような「チャージモード」を利用するなど、他のメーカーには無い多彩な機能を駆使して走らせることができるため、ちょっとしたゲーム感覚で操作できるのも魅力。
ちなみにチャージモードとは、日産のe-POWERモデルにて搭載される機能で、これがONになると強制的にエンジンを始動して、リチウムイオンバッテリーの充電を行うことを指します(EVモードスイッチを長押しするとチャージモードが作動する)。
日産のe-POWERシステムは、エンジンを駆動用ではなく発電専用として活用し、発電で得られたバッテリーを利用して、100%モーター駆動で走らせる技術(疑似的なピュアEV)になるため、エンジンがDC12Vバッテリーをチャージするような機能は無いため、実質的にチャージモードがバッテリー上がり対策をしてくれているわけではないので注意。
あくまでもギミック的な要素が多いという面での評価になるため、ドライバーを飽きさせない隠れ要素が多いのも、セレナの魅力の一つだと思います。