こんなことがあった。トヨタ新型プリウスでドライブ中に対向車が「ながらスマホ運転」でセンターラインを跨ぎ危うく衝突寸前→ながら運転は一発免停の恐れも

(続き)「ながらスマホ運転」は、自動車だけでなく自転車や歩行者も対象になる?

なお参考までに、「ながらスマホ運転」は自動車だけでなく、自転車や歩行者も対象になっているそうで、違反した場合には「5万円以下の罰金」が科せられることもあり、相手にケガを負わせた場合は、重過失傷害罪に問われることも(もはや自転車や歩行者が”交通弱者”と言っている場合ではない…?)。

それだけスマホという身近なものが「簡単に人の命を奪ってしまう危険性」があるということで、「ながら運転=違反点数は少ない」という考えは過去のものに。

最近だと、免許更新の際に視聴する交通安全映像においても「ながら運転」を強調するものが増えているとのことで、実際に私も免許更新の際には、「飲酒運転」や「居眠り運転」よりも、「ながら運転」による交通事故や死亡事故を取り上げる映像例が多かったため、年々危険意識も高まってきているのかもしれませんね。


令和元年の罰則強化より、ながらスマホ運転は少なくなっているようだが…?

ちなみに、これも政府広報オンラインにて公開されている情報ですが、運転中にスマホの画像を注視するなど、携帯電話使用等に起因する交通事故は、携帯電話使用等の罰則等を引き上げた改正道路交通法が令和元年12月に施行されたことや、広報啓発、交通指導取締り等の推進により、令和2年(2020年)は1,283件となり、令和元年(2019年)の2,645件と比較し大幅に減少しているとのこと。

それだけ罪の重さ・大きさがドライバーに周知されているということだと思いますが、一方で、令和3年(2021年)以降、携帯電話使用等に起因する交通事故は増加傾向にあるようです。

【スマホ・携帯電話使用等による使用状況別交通事故件数一覧(一部抜粋)】

平成25年(2013年):2,192件

平成26年(2014年):2,537件

平成27年(2015年):2,605件

平成28年(2016年):2,832件

平成29年(2017年):2,832件

平成30年(2018年):2,790件

令和元年(2019年):2,645件

令和2年(2020年):1,287件

令和3年(2021年):1,394件

令和4年(2022年):1,424件

令和5年(2023年):1,490件

via:政府広報オンライン

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