トヨタ新型アルファード(40系)が納車されて2か月が経過!豪華絢爛だが「ドライバーに優しくない造り」で不満も多数…高速多めだが燃費は好調

(続き)トヨタ新型アルファードの納車後2か月経過してのインプレッション

引き続き、トヨタ新型アルファードが納車されて2か月経過してのインプレッション内容をチェックしていきましょう。

アダプティブハイビームシステム[AHS]の切り替えスイッチが使いづらい

続いては、夜間の公道走行中に感じたアダプティブハイビームシステム[AHS]の使い勝手について。

アダプティブハイビームシステムは、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光する便利機能なのですが、決して精度の高い機能ではないために、やたら対向車からパッシングやハイビーム返し、クラクションを鳴らされることが多いんですね。

そのため、パッシングされた際はAHSをOFFにしてロービームに切り替えるように心がけているのですが、そのときの切り替えスイッチが上の画像の赤四角にあるため、直感的且つブラインド操作できないのが大きな不満。

あくまでも個人的な意見として、私が他に所有する日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena e-POWER LUXION, C28)のように、上の画像の黄色矢印のようにウィンカーレバーの先端にスイッチを設ければ、直感的&ブラインドタッチでの操作で瞬時にロービーム(AHSをOFF)に切り替えられるんですね。

トヨタは機能が充実していても使い勝手が良くない

確かにトヨタの機能性や装備内容は、とても充実しているのですが、一方でユーザーが「使いやすい」と思えるかどうか?全くの別で、どちらかというとトヨタの機能面の使い勝手は宜しくない方でありお粗末。

特にディスプレイオーディオや12.3インチフル液晶メーター、そしてタッチトレーサーの使い勝手は「本当に車を運転する人間が開発したのか?」と思えるほどに使いづらいですし、もう少しユーザーの意見を取り入れた設計にすべきでは?と思う所。


オルガン式アクセルペダルは確かに使い勝手は良いのだが…

続いては、アルファードのオルガン式アクセルペダルについて。

吊り下げ式のアクセルペダルに比べて、微妙な速度調整が可能であり、フロアに踵を乗せながらアクセル調整ができるので長距離運転時には重宝できるのですが、一方で不便に感じるのは、アダプティブクルーズコントロール[ACC]使用時や停車時の休憩のときに足を伸ばせないということ。

吊り下げ式のアクセルペダルだと、その下に足を伸ばせるクリアランスがあるので、ACC利用時に結構リラックスして運転できるのですが、オルガンペダルだとできないのがちょっと不満に感じるところです。

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この他のインプレッションとしては、上の動画にてアルファードの音質インプレッションも公開中。

JBLではない仕様だと音質はどうなのか?ベースの重低音がやたら強めに感じますが、調整幅は大きく取られています。

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そしてこちらは、電動パワーバックドアの開度調整や、後席スライドドアの開閉音の調整インプレッション動画となっています。

これまでは、後席スライドドアやパワーバックドアの開閉音はディーラーでなければ設定変更できませんでしたが、アルファードではユーザー自身でディスプレイオーディオを使って調整できるようになったのは大きな改善点だと思います。

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