日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)の雑感!「有効期限が切れたプロパイロット2.0モニターが見づらい」「アダプティブLEDのON/OFF切替えがアルヴェルよりも簡単」等

2024-04-14

(続き)日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)の納車後雑感!

引き続き、日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)の納車後雑感をまとめていきましょう。

アダプティブLEDヘッドライトシステムの切り替えが簡易的でグッド

続いては、セレナ(C28)のアダプティブLEDヘッドライトシステムについて。

この機能は、フロントカメラで前方の状況を検知し、片側に12個あるLED1個ずつ点けたり消したりすることで、対向車や先行車のドライバーに眩しい思いをさせることなく、必要なところだけを遠くまで照射するもので、常に視認性の高い状態が維持されるという先進機能。

この機能は、セレナ(C28)の場合だと最上位グレードe-POWER LUXIONにのみ標準装備されています(XV以上グレードはメーカーオプション扱い)。

アダプティブLEDの機能性は、良いときもあれば悪いときもある

ちなみにこの機能、前述にある通り機能性としては確かに便利ではあるものの、実際に使ってみると前方車両や対向車両にも誤ってハイビームすることがあり、そのたびにパッシングやクラクションを鳴らされることがあるため、その場合はすぐにアダプティブLEDをOFFにするように心がけています。

その場合、セレナ(C28)だと上の画像の赤丸の通り、ウィンカーレバーの先端にON/OFFスイッチが設けられているため、ステアリングから手を離さなくとも、指を伸ばすだけで直感的且つ瞬時に切り替えることができるので便利。

トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアのAHSの切替えは使いづらい

これが、私が他に所有するトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)になると、上の画像の赤丸の通り、ステアリングから手を一旦離し、更にはどこにON/OFFスイッチがあるのか、一旦顔を右下に向ける必要があるため極めてドライバー向けではない不親切な造りなんですね。

ちなみに、私が他に所有するレクサス新型LX600になると、こちらはなぜかウィンカーレバーの先端に設けられているため、「なぜトヨタとレクサスは各種スイッチ類を共通にしないんだ…」と疑問に思うことも有りますし、特に購入者が多いであろうアルファード/ヴェルファイアこそ、視界を逸らせて事故を誘発するような場所に設けるのではなく、直感的な操作ができるように配置すべきでは?と思う所です。


高速道路といえども、e-POWERの燃費は意外と優秀

続いては、セレナ(C28)の燃費性能について。

春に入り外気温も高くなってきたため、エアコンもほとんど使用せずに窓を開けて走行することが多いのですが、高速道路といえども燃費は結構優秀で、上の画像にもある通り、過去20分間の平均燃費は全て30km/L以上。

しかも発電用エンジンをフル稼働させるようなチャージモードを活用していての燃費になるため、おそらくマナーモードやスタンダードモードであれば更に優秀な燃費をたたき出しているかもしれませんね。

ちなみに直近の燃費を見ていくと、424.7km走らせての平均燃費は19.6km/Lとこれまた優秀で、航続可能距離が478kmなので、走り方次第では無給油900kmは走れそうです。

そして先ほどの高速道路メインとなる往復100kmほどの区間平均燃費が21.0km/Lなので、今後更に燃費の向上に期待できそうです。

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