これがMAZDA6の後継もしくは次期モデル?中国マツダが新型EZ-6を世界初公開!BEVとPHEVの2本立て…更にサプライズでピュアEV SUVの「MAZDA創ARATA」を発表

(続き)長安マツダ新型EZ-6/MAZDA創ARATAを見ていこう

引き続き、長安マツダが北京モーターショー2024にて発表した2車種を見ていきましょう。

EZ-6の内装は相変わらずの高級仕様

ちなみに、EZ-6のインテリアがコチラ。

インテリアもかなり力が入っていますね。

相変らず質感を高く見せる技術は、日本の自動車メーカーではトップクラスだと思います。

シートや内ドア、ダッシュボードなどには、豪華なアルカンターラが採用され、マットクロームトリムによって豪華絢爛さをアピール。

内装色については、上位モデルだと「レッドディアブラウン」、ベーシックモデルには「ヘロンホワイト」が採用されるそうで、やはり複数のグレード展開があるようです。

コックピットにおいては、14.6インチの巨大ディスプレイオーディオが搭載され、車のシステムは8155チップを使用し、空調/座席/エンターテイメント/その他の機能の制御を統合。

この他にも、14スピーカーのソニーサウンドシステムや、64色のアンビエントライト、フロントにはゼログラビティシートが装備され、13のシーンモードの切替えもサポート。

そして、解放間をもたらすパノラマガラスルーフも装備され、自動または手動のサンシェードが提供される予定です。


2025年に中国での発売が決定!MAZDA創ARATAコンセプト

続いて、EZ-6とは異なる新たなコンセプトカーの創ARATAを見ていきましょう。

このモデルは、先程のEZ-6同様にEPAプラットフォームをベースとし、「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」というマツダの企業理念にもとづき、新たな価値創造に挑戦したコンセプトモデルとして発表されました。

動きを感じさせる造形の中に、モダンかつプレステージアスな印象を与えるクロスオーバーSUVは、先進的なものを好む中国の顧客に向けた提案モデルとなります。

続いて、マツダ公式プレスリリースに記載されている創ARATAの商品概要を見ていきましょう。

◇デザインテーマは、”SOULFUL + FUTURISTIC x MODERN。”新エネルギー車による新しい生活様式をイメージさせるような未来的でモダンな造形を、マツダデザインが追い求める”動くことへの感動”や、魂動デザイン特有の生命感を融合させながら具現化

◇サイドビューは、分厚いドア断面と4つのタイヤにしっかりとトラクションがかかる立体構成とし、魂動デザインらしい力強いダイナミックな造形を表現。また、2つのウイングが重なった”クロスウイング”のリアコンビランプ採用により、新しいマツダブランドを訴求

◇ボンネット先端部、フロントバンパー両端、Dピラー内側などに空気の通り道を設定。空力特性の向上とともに、近未来的なスタイリングを提案

ちなみにこのモデル、どうやら2025年に中国市場向けとして販売される予定で、パワートレインは内燃機関を搭載しない100%電気自動車とのこと。

EZ-6同様にシグネチャーウィングやフロントエンブレムが光る仕様に

改めてデザインを見ていくと、マツダの象徴的なデザイン要素が見られ、フライングウイングにはLEDによる発光デザインが採用されており、量産時にはスプリットヘッドライトが採用されることが予想できます。

サイドにもマツダらしいプロポーションが見られ、スポーティなスタイルが表現されています。

現地メディアの報道によると、このコンセプトカーの具体的な量産版については、2024年末もしくは2025まで公開されないと言われていますが、それまでには量産仕様の内外装デザインがリークされるかもしれませんね。

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Reference:Mazda