トヨタ新型(40系)アルファード/ヴェルファイアのオーナーはドラレコのレンズをチェック!保護フィルムが剥がされておらず、鮮明な映像で録画できていない恐れも?

(続き)トヨタ新型アルファードの気になるポイントや注意すべきポイントをチェック

引き続き、トヨタ新型アルファード/ヴェルファイアに採用されている機能や注意すべきポイントを見ていきましょう。

個人的におススメできない機能「ACCカスタマイズ」

続いて、直近のトヨタのディスプレイオーディオにて搭載されている機能で、個人的におススメできないのが「ACCカスタマイズ」。

ACCカスタマイズとは、Accessory電源のことを指していて(アダプティブ・クルーズ・コントロールではない)、エンジンを切った際にディスプレイオーディオが起動しっ放しになるか、それともディスプレイオーディオもOFFになるか?というもの。

上の画像でも確認できる通り、「ACCカスタマイズ」は、ディスプレイオーディオのカスタマイズ項目をタッチ → 「その他」を選択すると「ACCカスタマイズ」のON/OFFを設定することが可能です。

ACCカスタマイズは確かに便利だが、一番注意すべきはバッテリー上がり

ちなみに、製品出荷時は「ACCカスタマイズ」がONになっている状態です。

仮に、「ACCカスタマイズ」をOFFにした場合は、以下のような効果が得られます。

◇エンジン始動後のディスプレイオーディオの起動が早くなる

◇エンジンOFFにしても、ディスプレイオーディオの電源がONのままを維持(音楽やテレビ等のメディア再生が継続される)

◇運転席のドアを開ける、もしくは一定の時間が経過するとディスプレイオーディオの電源が強制的にOFFになる

以上の機能としては、駅などで待ち合わせをする際、エンジンをわざわざかけっ放しにしていなくとも、ディスプレイオーディオ上にて音楽やテレビの視聴が可能(いわゆるエンジンOFFのアクセサリーモード状態)なのですが、一方でエンジンOFFの状態でバッテリーを消費してしまうため、過度に利用するとバッテリー上がりが起きるという危険性があります。

日産でもACCカスタマイズ機能が備わっているが…

ちなみにこの機能、日産の新型セレナ(Nissan New Serena, C28)や新型エクストレイル(New X-Trail, T33)といったNissan CONNECTナビが搭載されているモデルでも採用されている機能で、確かに便利に感じる機能ではあるものの、前述の通りバッテリー上がりが起きる恐れもあるので、個人的にはおススメしたくない機能。

しかも日産の場合は、自身でACCカスタマイズのON/OFF設定ができない上に、日産ディーラーでもプログラム変更ができないとのことで、それはそれで何とも融通の利かない機能となっています。


先代30系より引き継がれている「排ガス検知感度」とは?

続いて、こちらも知っておきたいのが「排ガス検知感度」機能。

こちらも、先程のACCカスタマイズ同様に、カスタマイズ項目から「エアコン」をタッチすると、上の画像の赤線にある通り「排ガス検知感度」が表示されます。

これをタッチすると、「+3~-3」の範囲で排ガス検知感度を設定することができますし、OFFにすることも可能。

ちなみにこの機能、先代30系アルファード/ヴェルファイアから引き継がれている機能で、外気導入と内気循環の切り替えがAUTOモードのときの排ガスセンサーの感度調整ができるというもの。

排ガス検知感度の数値が低ければ低いほど感度が低く、数値が高ければ高いほどに感度が高くなるのですが、おそらく数値が高ければ内気循環寄りになるというイメージではあるものの、実際のところ効果や違いはあまり実感できていません。
※トヨタディーラーとしては、デフォルトの「0」を推奨している模様

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