トヨタ新型ランドクルーザー300に特別仕様車10thビクトリーエディション登場!ブガッティがタイプ55に敬意を表したワンオフモデル・シロンスーパースポーツを公開

(続き)ブガッティが、タイプ55をモチーフにしたワンオフモデル「シロンスーパースポーツ・タイプ55 1 of 1」を世界初公開!

続いて、ブガッティが世界限定500台のみ販売したシロン(Bugatti Chiron)ですが、今回新たなワンオフモデルが世界初公開されました。

今回のワンオフモデルは、過去にブガッティが販売したタイプ55(Type 55)をモチーフにした特殊な2トーンカラーに仕上げられたもので、内装の配色も独特のタッチで、「どれだけのオプション費用が発生しているんだ…」と思わせるような、まさに規格外の内容となっています。

あとこの個体は、ワンオフモデルなので「世界に一台しか存在しない」ことにも注目です。


イエローとブラックの2トーンは、タイプ55で初めて導入されたイメージカラー

こちらが今回、シロンスーパースポーツをベースにしたワンオフモデル。

上の画像にもある通り、イエローとブラックの2トーンカラーに仕上げられ、その配色は後ろに並ぶタイプ55スーパースポーツをモチーフにしていることが確認できます。

「シロンスーパースポーツ タイプ55 1 of 1」という名称を持つこの個体は、オリジナルのスーパースポーツに敬意を表し、ジャン・ブガッティがタイプ55で初めて導入したツートンカラーの塗装を特徴としています。

ブガッティはさらに、エットーレ・ブガッティが好んだブラックとイエローの組み合わせを採用していることを指摘。

レトロ風の特徴はそれだけでなく、このモデルにはタイプ55を彷彿とさせるブラックのセンターラインが採用されていて、フェンダーからヘッドライトまで流れるように”手作業”で施されたフェードアウトする「55」のパターンも採用されています。

格納式リアウィングの裏面には、本モデル名となる「55 1 of 1」とペイント。

リアミドシップに搭載される排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンのカバーには、イエローのアクセントで「W16 EB/1,600 EB」と表記。

ボディやエンジンカバーは全てカーボンを使用しているため、そのオプション費用はとんでもない金額だと予想されます。

今回のワンオフモデルは、ブガッティののパーソナル部門となるSur Mesure(カスタムメイド)および個別化担当マネージャーであるJascha Straub氏によって作られたもので、同氏によれば「遠くから見ると、”55”パターンにより、フェンダーがオリジナル車のように黒く見えるようになります」と説明。

加えて同氏は、「特定のポイントで終わるパーツがあるオリジナルのヒストリックカーでは、シャットラインまで塗装するだけで済みます。しかし、シロンスーパースポーツでは、シャットラインをゼロにフェードさせる必要がありました。これは長く複雑なプロセスでしたが、正しいアプローチでした」と語り、従来モデルでは実現しないような特別感を演出していることがわかります。

インテリアもオーナーの拘りが詰まった芸術作品

イエロー×ブラックのツートンカラーテーマは、レザーとアルカンターラを組合た内装にも受け継がれています。

最も目を引くディテール部分はコチラ。

ドアからダッシュボードまで続く、色あせた”55”のモチーフで、まるでグラデーションをデザインするような仕上がり。

その他の部分には、カーボンファイバートリムや刺繍入りのヘッドレスト、ジャン・ブガッティのサインが入った特別なシルプレートが採用されています。

価格帯については、もちろん非公開ですが、おそらくオプション費用含めて5億円~6億円になるのではないかと予想されます。

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Reference:CARSCOOPS➀