フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの納期が5,000台以上の受注で遂に「2024年11月下旬」まで延びた!日産の次期エルグランド(E53)は3種類のパワートレインを採用か?
(続き)日産の新型エルグランド(E53)には期待したい
続いて、日産が2024年の中期経営計画The Arcのティーザー動画にて公開した、フルモデルチェンジ版・日産の新型エルグランド(Nissan New Elgrand, E53)と思わしき車両について。
日本のラージサイズミニバン市場において、トヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)、そしてホンダ新型オデッセイ(Honda New Odyssey)が既に市販化されている一方、日産エルグランドはモデル末期で一部改良を繰り返すばかり。
2010年にE52型としてデビューし、既に14年近くが経過しているわけですが、いよいよこのモデルが2025年頃に登場するのでは?との噂もあります。
次期エルグランド(E53)には、3種類のパワートレインが設定される可能性も?

The Arcのティーザー動画に登場し注目が集まる次期エルグランド(E53)ですが、デザインはおそらく、ジャパンモビリティショー2023にて登場したようなハイパーツアラー(Hyper Tourer)コンセプトがベースになると予想。
そしてもう一つ注目したいのがパワートレイン。
現行E52型では、排気量2.5L QR25DE型直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するエントリータイプと、排気量3.5L VQ35DE型V型6気筒自然吸気エンジンを搭載する上位タイプの2種類がラインナップされています。
次期E53型について、国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、北米向けのアルティマに搭載される排気量2.5L PR25DD型直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するエントリータイプと、インフィニティQX50に搭載される排気量2.0L KR20DDET型直列4気筒ターボエンジンの2種類が濃厚とのこと。
そしてもう一つが、電動化が推進されるなかで日産が最も力を入れているe-POWERグレード。
これに関しては、新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)にも搭載される排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+電気モーターを組み合わせたシリーズハイブリッドe-POWERが最も濃厚とのことですが、これもあくまで予想の範囲を超えない所。
次期エルグランド(E53)のボディサイズについては、マガジンXさん曰く全長4,965mm×全幅1,850mm×全高1,850mmと、現行アルヴェルに近いサイズ感で、伸びやかさの中に2列目の広々とした空間を確保。
現行E52型から、どれだけラグジュアリー感が加味され、更にコックピット周りはどれだけ先進的になるのか、使い勝手はどこまで向上するのかも気になる所。
あとは、セレナe-POWER LUXION(C28)のようにハンズオフ機能付きのプロパイロット2.0が設定されるでしょから、これもグレードによって標準装備されるのか、それともメーカーオプションで選択できるのか、今後のグレード展開にも注目したいところです。