見た目は新型WRX STI!スバルUSAがスポーティで先進的な新型WRX tSを世界初公開!トヨタ新型GR GT3の開発車両をスパイショット!公道モデルはレクサス版になる?

(続き)トヨタGR GT3コンセプトと思わしき開発車両がテスト開始?

トヨタは2022年1月、東京オートサロン向けにGR GT3コンセプトを世界初公開し注目を集めましたが、今回量産版と思わしき謎の開発車両がスパイショットされています。

そのモデルは、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキット場にてスパイショットされており、ボディ全体にはカモフラージュラッピングによって偽装されています。

果たしてこのモデルは何なのでしょうか?


トヨタGR GT3コンセプトの量産版?見るからにヤバそうなレーシングカーだ

こちらが今回、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットにてスパイショットされたGR GT3コンセプトと思わしき開発車両。

ボディ全体には、カモフラージュラッピングにて偽装され、ワイパーは通常モデルと異なり中央に固定され、巨大なリアウィングも確認できます。

本モデルはこれまで、日本の茂木サーキットや富士スピードウェイでテスト走行しているところが撮影されていますが、海外のサーキット場にてテスト走行したのは初めてだと思われます。

どうやら公道仕様モデルは、レクサスとして販売されるようだ

現時点で詳細は明らかになっていませんが、海外カーメディアの報道によると、このモデルの公道仕様版は”レクサスブランドとして販売される”との情報も。

なお本モデルについて、トヨタWECチームディレクターであるロブ・ルーペ氏は、Motorsport.comのインタビューにて以下のように語りました。

「2026年は、モータースポーツで培われた車を公道で走らせるというトヨタの哲学に従っている公道車側と一致しています。これは現在前進中です。」

公道仕様モデルにおいては、レクサスのバッジが付くかどうか?の質問について同氏は、「現時点ではそうなるようです。トヨタ内でどのように開発されるかによりますが、現時点ではそうです。」と認めているとのこと。

レクサスであれトヨタであれ、ここで本当に重要なのは、新しいスポーツカーにナンバープレートが付くということ。

動画内では、野太いエキゾーストサウンドが響き渡り、おそらくはV型8気筒エンジンを搭載していると予想されます(以前に何かと話題になっていたLC F?それとも全く別のモデル?)。

なおGR GT3の量産仕様について、モータースポーツ誌の報道によると、レーシングモデルは2025年シーズンにデビューする予定でしたが、公道走行可能な車の開発における障害のため「1年延期」されたとのこと(コンセプトカーがデビューしてからすでに2年半が経過している)。

デビューは早くとも2026年頃?

そして2024年2月、トヨタ・レーシング・デベロップメントのデビッド・ウィルソン社長は、海外カーメディアSportsCar365からのインタビューに対し「(車の発売の)タイムラインは依然として2026年頃で、開発は順調に進んでいます。認証を取得する必要があり、多くの手順が必要です。すべて計画通りに進んでいますが、少し余裕を持たせる必要があります」と語っています。

デビッド・ウィルソン氏は、レースデビューは「2026年のデイトナ24時間レースになるかもしれない」と示唆していて、公道走行可能なモデルがもっと早く見られることを期待したいところです。

New 2026/2027 Toyota GR GT3 race car starts first european test in Spa-Francorchamps

1ページ目:スバル新型WRX tSの内外装デザインが世界初公開!発売時期は2025年初め頃!

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Reference:SubaruUSA, motor1.com