(2025年)マイナーチェンジ版・BMW新型2シリーズ/M2が世界初公開!2シリーズは大きな変化は無いものの、M2は20馬力アップ&6速MT継続へ
(続き)マイナーチェンジでパワーアップ&MTモデルは継続!
続いて、マイナーチェンジ版・BMW新型M2の改良・変更内容とグレード別価格帯をチェックしていきましょう。
内外装に若干の手直しが加えられるも、個性的な顔つきは変わらず
こちらが今回発表された、マイナーチェンジ版・新型M2のエクステリア。
今回のマイナーチェンジでは、何かと批判的な意見が多かったフロントマスクの変更は無く、リアエキゾーストパイプが変更され、シグネチャーMクワッドテールパイプがブラック仕上げに。
さらに、トランクリッドとグリルのモデル指定のバッジが黒くなり、縁がシルバーカラーになっている点も変更点の1つですが、極めて小規模レベルの変更です。
ちなみにボディカラーは選択肢が増え、3つのソリッドカラーと7つのメタリックシェード、4つのBMW Individualペイントが選択できるようになりました。
一方でホイールデザインは、フロント19インチ/リア20インチのまま変わりませんが、「ライトなシルバー仕上げ」が選択できるようになったのはユニーク。
インテリアは、一部の物理スイッチが廃止となり使い勝手が悪くなる
続いてインテリアを見ていきましょう。
運転席のメーターディスプレイとナビゲーションディスプレイが一体化した曲面ディスプレイが採用され、BMWオペレーティングシステム8.5とiDrive 8.5を標準装備。
あと、これはかなりの改悪だと思いますが、温度/換気/シートヒーター/ステアリングヒーターを設定する物理スイッチが廃止となり、インフォテインメントインターフェイスに組み込まれてしまったため、使い勝手が一気に悪くなってしまいました。
6速MTは継続採用!8速ATを選択すると20馬力アップ!
続いてパワートレインですが、排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボエンジンが搭載され、最高出力は453hp → 473hpにパワーアップし、最大トルクは550Nmを発揮。
なお、トランスミッションは8速Mステップトロニックスラッシュボックスと6速MTの2種類が設定され、前者のトランスミッションを選択した場合、最大トルクは600Nmまで向上するとのこと。
これによる0-96km/hの加速時間は、6速MTだと4.1秒で、8速ATだと3.9秒、どちらも最高時速は紳士協定により250km/hに制限されていますが、オプションのMドライバーズパッケージを選択した場合、285km/hにまで制限速度が引き上げられます。
最後に、2025年モデルとなる新型M2の価格帯は64,900ドル(日本円に換算して約1,020万円)とのことで、2024年8月より発売予定となっています。
1ページ目:マイチェン版・新型2シリーズは極めて小規模レベルの変更に留まる?
BMW関連記事
Reference:motor1.com, CARSCOOPS