日産の新型セレナ e-POWER ルキシオン(C28)バッテリー上がり復帰後に500km走行!出先でのバッテリー上がりは無かったが気になる点も?

(続き)日産の新型セレナ e-POWER LUXION(C28)にて、約500km走らせてのインプレッション

引き続き、バッテリー上がりから復帰した日産の新型セレナ e-POWER LUXION(C28)での約500km走らせてのインプレッション内容をまとめていきましょう。

運転席側の内ドアポケットは底が浅い

続いては、運転席側の内ドアポケットについて。

これはトヨタ現行ヴォクシーや、ホンダ現行ステップワゴンと比較してになりますが、セレナ(C28)の内ドアポケットがとにかく浅く、スマホなどの仮置きが中々に難しいんですね。

ちなみにスマホを置いてみるとこんな感じ。

問題なく入っているように見えますが、底が浅いので走行中に動いてしまって落ちてしまうんですね。

だからといって、他に仮置きできるスペースも限られているため(置くだけ充電も助手席の乗員が使っていることもありますし…)、使い勝手という点ではミドルサイズミニバンの中でセレナ(C28)の方が評価は低めだと考えています。


約500kmほど走らせてのセレナ(C28)の燃費は?

続いて、約500kmほど走らせてのセレナ(C28)の平均燃費ですが、上の画像の通り「17km/L」とそこまで伸びず…

っというのも、最初の3時間~4時間は日産ディーラーにてエンジン始動しっ放しで放置していたことが全体の平均燃費を悪化させている原因だったので、往復500km程度の区間平均燃費であれば実は「22km/L以上」を記録していたため、走行時の燃費性能自体は決して悪くなかったんですね。

そして気が付けば、走行距離も11,050kmと1.1万kmを突破。

本モデルが納車されて1年4か月以上が経過しましたが、まさかここまで走らせるとは思わなかったですし、フレキシブルな積載性(デュアルバックドアでの応用)や燃費性能、ドライビングサポート、そして取り回しの良さがミドルサイズミニバン御三家の中で最も良かったので、その結果として最も走行距離が伸びているのだと思われます。

現行ヴォクシーやステップワゴンのように、所有期間を1年半縛りにしなければ、おそらくまだまだ所有していたでしょうし、初回車検まで乗り続けていた可能性も高かったかもしれません。

ヴォクシーやステップワゴンのように、ランニングコストと1年半経過しての売却金額、そして最終的なイニシャルコストとランニングコストを足し合わせた総コストから売却額を引いての差額がどの程度なのか?といったインプレッションをしなければならないため、そのためにセレナ(C28)を手放すのは正直勿体ないと感じるところです。

度重なるバッテリー上がりはあれど、これだけ所有期間が長くなると愛着も出てきますから、次回購入を検討しているミドルサイズミニバンに関しては、さすがに1年半縛りの所有期間にすることなく、できるだけ長く所有するよう心がけようと思っていますし、「購入だけして全く距離が伸びない」ということだけは避けたい所です。

1ページ目:セレナ(C28)のディーラーオプションで最も後悔しているのは?

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