誰もやらない!エンジンスタートスイッチは左側?それとも右側に?トヨタ/レクサス/ダイハツ/ホンダ/三菱/日産/スズキの各新型車で確認してみた
意外と誰も気にしていないであろう、エンジンスタートスイッチのレイアウトについて
車のエンジンを始動する際に使用する「エンジンスタートスイッチ」。
スイッチのレイアウトや形状、デザインは各自動車メーカーによって様々で、最近だと物理スイッチ式ではなく静電タッチ容量式だったり、なかには「エンジンをかけるときの楽しみや喜び」が得られるように、キーシリンダーに挿し込んで捩じるタイプも継続採用しているところもあります。
ただ、多くの自動車メーカーにて採用されているのがキーレスタイプの物理スイッチ式ですが、そもそもこの物理スイッチは、運転席からみて右側に設けられているのか、左側に設けられているのかが気になるところ。
これは自動車メーカーのデザイナーや、各自動車メーカーの方針で決められているのではないかと推測しますが、一方でエンジンスタートスイッチを設ける目的としては、ドライバーが運転中に体調不良などで気を失ったり、急にハンドル操作などが出来なくなった際、助手席側に乗る乗員が緊急停止(2回押しや長押しで非常救急停止)できるためともいわれています。
そんなエンジンスタートスイッチは、各自動車メーカーの最新モデルではどの位置に設けているのか、これまで所有もしくは拝見してきた実車をもとにチェックしていきたいと思います。
トヨタのエンジンスタートスイッチをチェック
まずはトヨタのエンジンスタートスイッチから見ていきましょう。
トヨタは基本的に運転席の左側に設けられることが多く、助手席に座る乗員からでもスイッチが押しやすいレイアウトになっていますね。
新型アルファード/ヴェルファイア
まずは、ラージサイズミニバンとなる新型40系のアルファード (New ALPHARD)/ヴェルファイア (New VELLFIRE)のスイッチレイアウト。
画像はアルファード・ガソリンZになります。
上の画像の通り、ディスプレイオーディオのすぐ右上に設けられていますが、助手席側からでも推しやすいレイアウト。
現行ノア/ヴォクシー
続いては、2025年秋頃に初の一部改良と共にマイナーチェンジが期待されているノア (New Noah)/ヴォクシー (New Voxy)。
上の画像は現行ノアの展示車になりますが、エンジンスタートスイッチは運転席の左側に設けられていますね。
現行シエンタ (ハイブリッドZ)
続いては、エントリーコンパクトミニバンのシエンタ (New Sienta)。
上の画像はハイブリッドZ・2列5人乗りとなり、少々分かりづらいですが、赤矢印にある通り、運転席の左側にブルーのエンジンスタートスイッチが確認できますね。
プリウス (2.0L HEV Z)
続いては現行プリウス (New Prius)のエンジンスイッチレイアウト。
上の画像は、プリウス 2.0L HEV Zグレードになりますが、こちらもやはり運転席の左側で、エアコン操作系のすぐ近くに設けられていますね。
カローラクロス(ガソリンZ)
続いてはカローラクロス・ガソリンZ。
こちらは少し分かりづらいですが、上の画像の赤矢印にある通り、運転席の左側に設けられているのが確認できますね。
新型ランドクルーザー250 (ガソリンVX First Edition)
続いては、新型ランドクルーザー250。
上の画像はガソリンVX First Editionになりますが、エンジンスタータースイッチは運転席の左側に設けられていますね。
ランドクルーザー300 (ガソリンZX)
続いては、トヨタのフラッグシップSUVとなるランドクルーザー300。
グレードはガソリンZX・3列7人乗りになりますが、上の画像の通り、エンジンスタート位置は運転席の左側に設けられていますね(ランクル300とレクサスLX600は指紋認証機能付き)。
レクサスのエンジンスタートスイッチをチェック
続いては、レクサスのエンジンスタートスイッチから見ていきましょう。
レクサスもトヨタとほぼほぼ同じで、運転席の左側に設けられることが多く、助手席に座る乗員からでもスイッチが押しやすいレイアウトになっています。
現行IS (IS500 F SPORT Performance)
まずはレクサスのエントリースポーツセダンでお馴染みとなる現行IS。
上の画像は、ハイパフォーマンスモデルのIS500 F SPORT Performanceとなりますが、やはりエンジンスタートスイッチのレイアウトは、運転席の左側(10.3インチナビのすぐ右側)に設けられていますね。
現行LS (LS500 F SPORT)
続いては、レクサスのフラッグシップセダンとなる現行LS。
上の画像はLS500 F SPORTとなりますが、赤矢印にもある通り、運転席の左側に設けられているのがわかりますね。
現行NX (NX350h F SPORT)
続いては、レクサスのサブコンパクトSUVとなる現行NX。
上の画像は、NX350h F SPORTとなりますが、こちらも現行ISと同じく運転席の左側で、巨大ディスプレイオーディオのすぐ右側に設けられていますね。
現行LX600 (LX600 EXECUTIVE)
続いては、レクサスのフラッグシップSUVでお馴染みとなる現行LX600。
上の画像は、LX600 EXECUTIVEとなりますが、他グレード同様に運転席の左側で、12.3インチワイドディスプレイオーディオのすぐ右側に設けられています。
ダイハツのエンジンスタートスイッチをチェック
続いては、ダイハツのエンジンスタートスイッチを見ていきましょう。
ダイハツの場合は、トヨタの子会社ということもあってエンジンスイッチのレイアウトも同じなのでは?といった印象を受けがちですが、実際のところはどうなのでしょうか。
ムーヴキャンバス (Theory G)
ダイハツからは1台のみとなりますが、ムーヴキャンバスのエンジンスタートスイッチのレイアウトはこんな感じ。
上の画像の通り、グレードは自然吸気系のTheory Gとなりますが、意外にも運転席の右側に設けられているのが確認できますね。