早過ぎじゃない?!2019年モデル・(豪)メルセデスベンツ新型「Aクラス/CLAクラス/GLAクラス」にリコール。エアバッグの取付け不良の恐れアリ

2020-05-27

~エアバッグの不具合は命の危険性が高い~

オーストラリア市場にて、メルセデスベンツの2019年式となる新型エントリーモデルの「Aクラス/CLAクラス/GLAクラス」の3車種・計268台に早くもリコール。

リコールの内容としては、エアバッグを固定するための4つのロックナットが正しく取り付けられていない可能性があるとのことで、エアバッグがベースプレートから外れて車内に入りこみ、事故した際に正常に作動せず負傷する危険性が高まる恐れがあるとしてリコールを発令しています。

なお、今回対象となっているモデルは、2019年4月1日~2019年9月30日に販売された「Aクラス/CLAクラス/GLAクラス」で、改善措置としては正しいトルクでロックナットを締めつけするリコール作業を行うとのことです。


~日本市場でもメルセデスの新型モデルのリコールが発令したばかり~

ちなみに日本国内においても、2019年10月初めにメルセデスベンツ新型「Cクラス/Eクラス/CLSクラス」を含む21車種にリコールを発令していたこともありましたが、その際には衝突被害軽減装置において、レーダーセンサーコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、障害物を正しく認識しないことがあるとのこと。

そのため、自律支援ブレーキが適切に作動せず、最悪の場合、衝突や乗員の負傷が発生するおそれがあるとしてリコールを発令していましたが、これについての改善措置としては全車両、レーダーセンサーコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換えるリコール作業を実施すると説明しています。

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Reference:CarAdvice