中国トヨタの新型フロントランダーが凄い!カローラクロスの姉妹車なのに、12.9インチの巨大ナビや豪華装備を搭載する本気仕様
やはり中国仕様は、日本仕様に比べて内装の力の入れ方が違う
2025年7月、中国工業情報化部(MIIT)より、トヨタの中国法人と広汽集団の合弁企業である広汽トヨタのビッグマイナーチェンジ版・新型フロントランダー (GAC Toyota New Frontlander)が完全リークされました。
今回、このモデルが2025年9月23日に正式に発表・発売されたわけですが、新型カローラクロス (Toyota New Corolla Cross)のデザインをベースにした姉妹モデルで、グリルレスバンパーに変更してきたことにも驚きでしたが、何とそれ以上に驚きだったのが内装の仕上がり。
「CセグメントSUVに対して、ここまで大胆にアップデートしちゃう?」と思う一方、中国ユーザーの好みを考えたら妥当なのか…と思う部分もあり、ある意味で羨ましく思えるビッグマイナーチェンジとなっています。
BEVチックな見た目にアップデートされた新型フロントランダー
こちらが今回、トヨタの中国法人となる広汽トヨタが発表・発売した、ビッグマイナーチェンジ版・新型フロントランダー(中国カーメディアAutohomeより引用)。
先ほどもお伝えした通り、本モデルはカローラクロスの姉妹モデルになるわけですが、日本で販売されているカローラクロスと大きく異なるのは、ボディ同色のフロントグリルでもなく、大口タイプのフロントグリルでもない、まさかのピュアEV風のグリルレスバンパーを採用していること。
これにはちょっと驚きではあるものの、改めて見直してみると「意外と悪くない」というのが正直なところ。
重心位置を低く見せるフロントバンパー
改めてフロントマスクを見ていくと、従来の大口グリルを大幅に縮小し、更に水平基調の意匠に仕上げることで「視覚的に重心を下げる」効果があるとのことですが、あくまでも見た目の話であり、パフォーマンスが向上しているわけではないことに注意。
しかも、日本向けのカローラクロスとは異なり、フロントグリルが廃止になったことで、フロントエンドのトヨタCIマークエンブレムがフロントノーズに移行したのも注目ポイント。
ヘッドライト意匠は、日本市場向けと同じように、水平基調のLEDデイライトが設けられ、単眼タイプのBi-Beam LEDヘッドライトを搭載しています。
ちなみにこちらが、日本市場向けの新型カローラクロスのフロントマスク。
改めてこうして見比べてみると、ヘッドライト意匠は同じでも、フロントグリル意匠が異なるだけで全く印象が異なるのもユニーク。
日本市場ではなく、レクサス現行RXやトヨタ・クラウンエステートといった、ボディ同色グリルを採用したモデルが人気を集めていることもあり、カローラクロスもその流れに上手くノッている状態ですが、仮に日本でフロントランダーのようなフロントマスクが採用されていたら、同じような売れ行きとなっていたのかは不明。
こちらはリアクォータービュー。
リアテールランプも刷新され、リアウィンカー含めてフルLED化されたのも注目トピックスですが、これらも日本仕様と同じ。
なお、今回のビッグマイナーチェンジでは、若者の顧客を更に多く獲得するために、スポーティでスタイリッシュな見た目に仕上げるだけでなく、ボディカラーも「チタニウムスターグレー」といった、中国では人気らしいグレー系を追加しているそうです。
あとは、インテリアカラーも「スターリーブラック」と「アイボリーホワイト」の2色をラインナップしていますが、後者の方は高級感があり、若者だけでなく中高年層にも好まれそうな雰囲気なのもポイント。