ホンダ新型プレリュード納車後の不満点が判明!Honda SENSINGのACCは「不自然な車間調整」で進化なし?Googleマップと標準ナビの「情報量の格差」を検証
新型プレリュードの予防安全装備Honda SENSINGは進化しているのか?
2025年9月に私に納車された、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型プレリュード (Honda New Prelude, BF1)。
今回は、本モデルが納車されて初の無料高速区間を利用した際、予防安全装備Honda SENSINGを活用してみての感想をまとめていきたいと思います。
結論から言ってしまうと、プレリュードのHonda SENSINGの精度は、現行ステップワゴン (New STEPWGN)やZR-V、シビックタイプR (New Civic Type R, FL5)、フリード (New FREED)と何ら変わらずでした。
この他、アダプティブクルーズコントロール[ACC]とレーンキープアシストシステム[LKAS]は、それぞれ単独で活用できるのか、それとも両方作動しないといけないのか?なども検証していますので、少しでも参考になりましたら幸いです。
ちなみに上の動画は、いつもお世話になっているYKTV【photograph】【car】チャンネルさんにて、プレリュードが納車された後に撮影していただいたコンピレーション動画。
夜間時のプレリュードの美しさに加え、新色ムーンリットホワイトパールがどのような白さなのかを動画にてチェックしていきましょう。
プレリュードで初の無料高速区間へ
それでは早速、プレリュードで初の無料高速区間を走らせて行きたいと思います。
無料高速が始まるところからのスタートとなり、基本的には対面通行の片側1車線になるわけですが、無料高速の始まりから加速していくときの加速フィーリングは、排気量2.0L 直列4気筒直噴エンジン+デュアルモーターハイブリッド e:HEVならではのシームレスな加速。
ただ、スポーツカーなどで求められるような勇ましさや暴力的な加速感は得られず、あくまでもプレリュードという車は、「優雅に燃費よく走るための車」というイメージなのかも。
もちろん、一般道や高速道路での走りにおいては、特に不満になるようなポイントは無いものの、本格的なスポーツカーや大排気量クーペ/セダンを求める方からすると、「音」含めて不満に感じられる方は多いかもしれませんね(プレリュードは、スポーティな見た目に対して、優雅さ、静かさというギャップを楽しむ車のように感じる)。
続いてここからは、予防安全装備Honda SENSINGをインプレッションしていきましょう。
高速道路にて、ある一定の速度にまで到達したら、まずはアダプティブクルーズコントロール[ACC]を設定していきます。
上の画像の通り、基本的にはステップワゴンやZR-V、シビックシリーズと同じように、赤い➀を押した後、②の方向にレバーを引くことによってACCが作動します。
あとは、先ほどのレバーを上げ下げすることで、速度域を±1km/h間隔で調整できるわけですが、どちらかを長押しすれば±5km/h間隔で調整できるという裏技もあるものの、”-”方向に長押しした瞬間に5km/h分減速 → ブレーキランプを点灯させるため、後続車両との車間距離が近いときはあまりおススメできない機能です。
プレリュードのACC機能は不自然な車間調整
こちらが、ACC作動時の液晶メーター。
画像では少し確認しづらいですが、メーターの背景が明るくなっているのは、どうやら快晴の空をイメージしているからだそう(雨の日であっても快晴なのは違和感がありますが…)。
車線の真ん中を維持するようなハンドル支援は敢えて作動しておらず、まずはアクセル操作なしでハンドル操作のみに集中しているわけですが、前方車両との車間調整や、下り坂での車速維持は何の進化もなく、特に前方車両との車間調整は不自然。
他のホンダ車同様、一旦ブレーキランプを点灯させて速度を落としてから車間調整に入るので、後続車両のドライバーから見たら、「何でわざわざブレーキを踏む必要があるの?」と思われる可能性も。
おそらく、後続車両に対して「前方に車両がいる」ことを知らせるための、”敢えてのブレーキランプ点灯”だと予想されますが、その要らぬ気遣いにより、ブレーキの反動で車内の乗員が少し前かがみになってしまうので、もう少しドライバー目線に立った味付けをしてほしいところです。
ハンドル支援は、ACCと単独で活用できるのは有難い
続いてハンドル支援(LKAS)についてですが、こちらはZR-Vやシビック同様に、ACCとセットではなく、単独で使用できるのは便利。
ホンダのACCの精度があまり好みでない方からすると、加減速の調整は自分自身で調整し、ハンドル操作だけHonda SENSINGに任せたい!という方からすると便利な機能。
私も、アップダウンの激しい高速道路では、ホンダのACCだと「下り坂で無暗にブレーキランプを点灯させて、交通の流れが悪くなった」という、忌まわしい思い出しかなかったですし、できる限りガラガラに空いたときだけACC+ハンドル支援を活用しているので、まだまだHonda SENSINGの精度や完成度は低レベル。
これはあくまでも、トヨタ/レクサスの予防安全装備Safety Sense+3.0と比較しての話なので、Honda SENSINGも少しずつレベルアップしていることは間違いないのですが、トヨタ/レクサスと比較してしまうとまだまだ課題は多いと思いますし、そういった意味では伸びしろが有るので、今後の進化に期待したいところです。