日産が中国で電動化10車種を予告!新型ティアナの世界初公開と共にフェアレディZ NISMO (RZ34)の中国導入も発表。初のPHEVピックアップ・新型フロンティアプロやN6も登場
中国での更なる成長と発展のため、日産中国が創立40周年記念イベントでサプライズ
日産の中国法人は2025年10月16日、中国での創立40周年記念したイベント・ブランドナイトを開催しました。
電動化とインテリジェントドライビングの新時代を迎える中、日産中国では「中国にて、中国のために、そして世界へ」という理念を堅持し、中国自動車産業の質の高い発展に貢献し続けることを決意しました。
中国では、既にフラッグシップピュアEVセダンとなる新型N7が発売され、今回のイベントで初公開となる新型N6とフルモデルチェンジ版・新型ティアナ (Nissan New Teana)も発表しました。
特に注目すべきは、N6のテクニカルローンチが2025年11月に予定されることが判明し、PHEVシステムを採用した新型フロンティア・プロ (New Frontier Pro)は、デュアルパワーモデルのブラインドオーダー受付を開始し、手付け金として199元(日本円に換算して約4,200円)で特典を受けることができます。
ちなみに、フロンティア・プロのキャンペーン期間は2025年10月16日~29日までとなり、新型ティアナ/N6/フロンティア・プロは、いずれも2025年第4四半期に正式発売予定となっています。
そして、今回のイベントでの注目ポイントとしては、日本やアメリカでも販売されているビッグマイナーチェンジ版フェアレディZ (New Fairlady Z, RZ34)が、遂に2026年に中国でも販売されることが決定し、しかもハイパフォーマンスモデルのフェアレディZ NISMOが先行発表されました。
この他、日産と東風汽車との合弁企業である東風日産は、プラグインハイブリッドモデル、100%電気自動車、そしてレンジエクステンダーモデルを含む全10種類の新エネルギー車両を、2027年までに発売する計画も明らかにしています。
ようやく実車公開された新型ティアナ
ここからは、中国の記念イベントにて先行初公開された新型車たちを見ていきましょう(中国カーメディアAutohomeより引用)。
まずは新型ティアナ。
日本では既に生産・販売終了している4ドアセダンですが、中国では依然として高い支持を得ています。
今回のフルモデルチェンジにより、HuaweiのHarmonySpace 5コックピット&SOUNDが搭載されるとのことで、車内での上質かつ先進的な空間を提供するとのこと。
このモデルは、中国ではミドルサイズセダンとして位置づけられ、2025年第4四半期に発売される予定です。
改めてフロントマスクを見ていくと、その見た目は直近の日産の新デザイン言語を上手く採用していて、特に日本でも販売されている現行ノートオーラ (New Note Aura)に近いテイスト。
フロントのデジタルVモーショングリルを採用しつつ、グリルパターンは水平基調、そしてヘッドライト直下には”へ”の字型のような3本のガーニッシュを設けることで、デジタルVモーショングリルフレームのようなシームレスを演出しています。
そして、新設計のスモークヘッドライトは、ブラックのセンターグリルと一体化し、グリルのデザインも一新され、より爽やかな印象を与えています。
ミドルサイズセダンながら、そのサイズ感は中々にロング&ワイド
こちらはサイドビュー。
ボディサイズは、全長4,920mm×全幅1,850mm×全高1,447mm、ホイールベース2,825mmとかなり大きめ。
スリムでダイナミックなスタイリングでありながら、デュアルウエストラインを特徴とする、現行モデルのデザインをほぼ踏襲しているのもポイント。
あとは、ファストバッククーペが主流となっているセダンですが、ティアナは王道のセダンスタイルで、日産ティアナというブランドと伝統を大事にしていることが伝わってきます。
フロントドアハンドルは、ウエストラインと一体化した革新的なデザインを採用しています。
足もとを見ていくと、イベントで装着されていたのは19インチの大口径ホイールに低扁平タイヤですが、グレードによっては17インチを選択することも可能とのこと。
サイドミラー下部には、インテリジェントアラウンドビューモニター用のカメラも完備。
日産としては極めて珍しい「マットグレー」を純正カラーに採用
こちらはリアクォータービュー。
スモークブラックを基調とした新しいスルータイプのテールランプデザインが採用されています。
テールランプの中央には、エンブレムとしても兼用されるLEDの”Nissan”カーソルが配置され、その両側には11個の宝石があしらわれ、洗練された印象を与えています。
あと、既にお気づきの方も多いと思いますが、ボディカラーはまさかのマットグレーで、こちらはティアナ専用の新色なのだそう。
ちなみにインテリア画像は公開されていませんが、先ほどもお伝えした通り、革新的なHuawei製コックピット「HarmonySpace 5」や、HUAWEI SOUNDの導入など、インテリジェントなアップグレードに重点が置かれているとのこと。
パワートレインは、排気量2.0L 直列4気筒VCターボエンジンが搭載され、最高出力243hp/最大トルク371Nmを発揮、トランスミッションは「8速MTモード」を再現するCVTのみがラインナップされます。