ティーザーパンフレット解禁で判明したビッグマイナーチェンジ版・三菱の新型デリカD:5の残念なポイント。テレスコ/シートベンチレーション/LEDウィンカーの不採用等
ビッグマイナーチェンジ版・新型デリカD:5は魅力的な商品だが、一方で残念なポイントも?
2025年12月18日に発表、2026年1月9日に発売予定となっている、三菱のビッグマイナーチェンジ版・新型デリカD:5 (Mitsubishi New Delica D:5)。
2025年10月29日より、東京ビッグサイトにて開催されるジャパンモビリティショー2025 (JMS2025)での出展が期待される一台ですが、その前に内外装デザインが明確となったティーザーパンフレットを紹介しました。
このティーザーパンフレット(カタログ)では、以下の改良・変更ポイントが確認できます。
■フロント・リアデザインの刷新
■フロント・リアクリアランスソナーの追加(全車標準装備)
■18インチアルミホイール意匠の刷新
■専用設計となる8インチフル液晶メーター(全車標準装備)
■ラリーで培ってきたS-AWCを搭載(全車標準装備)
■新色含めたボディカラーラインナップ
■インテリアのシート表皮とカラー
■特別仕様車含めた、グレードラインナップの一部廃止
■グレード別車両概算価格 等
ようやく内外装デザインが明らかになったビッグマイチェン版デリカD:5ですが、今回は「ビッグマイチェンでも採用されない残念ポイント」を中心に見ていきたいと思います。
フロント・リアデザインは刷新しながらも、ウィンカー関連は非LEDのまま
まずはエクステリアデザインについて。
今回のビッグマイナーチェンジでは、フロント・リアバンパーデザインなどが大幅に刷新されるだけでなく、フロント・リアにオーバーフェンダーが装着され、フロント・リアにクリアランスソナーの追加、更には18インチの新意匠アルミホイールが装着されます。
しかしその一方で、フロントヘッドライトやリアテールランプといった灯火類は何も変更されていないため、残念ながらフロント・リアウィンカーは非LEDのままとなる予定です。
三菱のラインナップモデルで、フロント・リアウィンカー含めてオールLED化されているモデルって、現行アウトランダー PHEV(New Outlander PHEV)ぐらいだと思いますが、デリカシリーズでのフルLED化は、おそらくは次期デリカD:6からになると予想されます(新型デリカミニはリアウィンカーが非LEDになっている)。
コックピット周りは、驚くほどの刷新はしていない
続いて、インテリア関係を見ていきましょう。
今回のビッグマイナーチェンジでは、外装を中心した大幅改良・変更が実施される一方で、内装については驚くほどの刷新は無し。
ただ、デリカD:5専用設計となる8インチ液晶+LCDのハイブリッドメーターが標準装備されるため、アウトランダーPHEVの12.3インチフル液晶メーターとは違った特別感があるのは確か。
しかしながら、これだけのビッグマイナーチェンジが実施されたなかでも、残念ながら以下の機能は採用されていない可能性が高そうです(三菱の改良・変更概要にも記載されていない)。
▲ステアリングのテレスコピック機能が不採用(チルトのみ)
→当然のことながら、電動チルト&テレスコは不採用▲シートポジションメモリー機能の設定無し
→運転席のみ電動パワーシートは継続採用▲フロントシートベンチレーションの設定無し
→フロントシートヒーターのみ設定▲2列目キャプテンシートヒーターの設定無し(3列7人乗り仕様)
▲3列目シートの跳ね上げ格納は改善無し
▲オートブレーキホールドのメモリー機能(自己復帰式)は不採用
▲デジタルインナーミラーの設定無し
▲Aピラーの角度変更無し(死角解消は期待できない)
▲ドリンクホルダーの増設
→センターコンソールの横2列のみ
現行デリカD:5と見比べてみても、大きな違いを見分けるのは困難
ちなみにこちらが、ビッグマイナーチェンジ前となる現行デリカD:5のコックピット周り。
センターナビゲーションディスプレイやセンターシフト周り、ステアリングホイールなどは変更されず、極太のAピラーやサブAピラーとの三角窓など、運転席からの視界の”狭さ”の解消は無いと考えられます。
個人的に、ミニバンでのAピラーによる死角は致命的と考えていて、できればもう少し視界を拡大する意味で優先的に改良してほしかったところ。
あとは、センターコンソールボックス位置の改善や、ドリンクホルダーの増設なども期待したかったのですが、今回のティーザーパンフレットを拝見する限りでは全く無さそう。
特にフロントのドリンクホルダーに関しては、せめて運転席と助手席の両端側に簡易的なカップホルダーを採用してほしかったですし、ディーラーオプションでの追加にも期待したいですね。