【衝撃の真実】新型プレリュード (BF1)は「復活」ではなかった!ホンダCEOが語る「開発にちなんで名付けられた」裏事情と、Honda S+ Shiftの「加速はむしろ遅い」オーナー検証

時代の流れに合わせて名付けられた「プレリュード」は、今後日本のスポーツカー市場で生き残れるのか

2025年9月に発売された、ホンダ新型プレリュード (Honda New Prelude, BF1)。

約25年ぶりに復活したホンダの2ドアスポーツクーペであり、「令和のデートカー」として大きな注目を集めました。

昨今、日本の自動車メーカーは「過去に販売されたスポーツカーの車名を復活」させる傾向にありますが、どうやらプレリュードという名称は、「元々復活させるつもりはなかった」ことが明らかになっています。


「プレリュードという車を復活させるために開発」したのではなく、「開発にちなんで名づけられた」

海外カーメディアDriveの報道によると、2025年10月29日~11月9日に開催されたジャパンモビリティショー2025にて、ホンダはプロジェクト開始当初から「プレリュードを作ろうとはしていなかった」ものの、開発作業を経て、その車名にふさわしい名前として「プレリュード」という車名を使うことを決意。

プレリュードの名称を復活させた理由について、ホンダの取締役 兼 社長執行役員である三部敏宏 氏は、「このプロジェクトは、別のスポーティなモデルを市場に投入するために設計されたものだ。プレリュードを再開発しようと最初から決めていたわけではなく開発にちなんで名付けられたんです」コメントしました。

加えて同氏は、「NSXのようなスポーツカーや、S660のような軽スポーツカーも生産していたが、現在は生産を休止し、中止している。そして、当社のラインナップを見れば、そういったスポーティなタイプの車が十分ではなかったことが分かります。そこで、ラインナップのそのスペースを補う製品を開発することにしたんです」と、プレリュード開発秘話を明らかに。

ホンダCEO「開発した車の出来がとても良かった。この車の車名に最も適しているのがプレリュードだった」

プレリュードという名称を復活させるためにスポーツカーを開発したのではなく、スポーツカーを開発していくなかで、「プレリュードという名が浮上した」という流れになったのが、今回のハイブリッドスポーティカーになるわけですが、ホンダCEOも「私たちが開発した車が、かなり良いことがわかり、それを見て、その車に最も適した響きだと考えて、プレリュードという名前を使うことにしました」とコメント。

この他にも、ホンダ初のHonda S+ Shift機能を搭載したこと、そして新世代ハイブリッド e:HEVを搭載するのが、ホンダの伝統あるモデル名として「プレリュード」という名前が選ばれたともいわれていますが、いわゆる後付けとしてプレリュードが活用されたことに関しては、「プレリュードファン」からすると、どのように感じているのかは気になるところ。

Honda S+ Shiftは「パフォーマンスを向上させる機能ではない」

Hond S+ Shiftは、電子制御無段変速機(e-CVT)を搭載しながらも、NSXのデュアルクラッチオートマチックトランスミッション(DCT)のエンジン音や、ギアチェンジをシミュレートしたもので、まるで100%ガソリンモデルを走らせているかのような印象を与えてくれます。

ただし、Honda S+ Shiftは加速性能を高めてくれるようなブースト機能ではなく、例えば0-100km/h加速では「むしろ遅くなる」ことも確認済み。

実際に当ブログでも、新型プレリュードを購入して、COMFORTモードと、SPORTモード&Honda S+ Shiftモードをでの0-100km/h加速動画を公開し、シビックよりも遅い「9秒台」を叩き出し話題に。

その後は、SPORTモードのみでの0-100km/h加速や、VSA OFFにした状態での0-100km/h加速も検証し、「7秒台」まで短縮することができましたが、それでもコメント欄では「600万円台の車で7秒台は遅すぎる」といったコメントが多かったのも事実。

そして最後は、ハイブリッドバッテリーを満充電にした状態での0-100km/h加速動画を公開していますが、結局のところ「満充電でも性能は変わらない」ということが判明し、改めてHonda S+ Shiftモードは、パフォーマンス向上のための機能ではなく、あくまでもブリッピングなどを楽しむためのギミックであることも証明されています。

ちなみにホンダは、このHonda S+ Shift機能が、将来的に次期シビックやCR-Vを含むすべての新世代ハイブリッドモデルで利用可能になることを明らかにしており、同ブランドの生まれ変わったスポーツカーは、この技術の先駆け、あるいは「序章/前奏曲」として機能することになるわけですが、「高いお金を出してパフォーマンスを下げる」のであれば、快適装備に力を入れたり、更にコストを抑えることもできるのでは?と考える方もいらっしゃるかもしれませんね。

2ページ目:プレリュードのHonda S+ Shift機能は、燃費や先進装備との相性も良くない?