ダイハツ新型タントやスバル・インプレッサ/フォレスター/XVに20万台超えの大量リコール!走行中にエンジン停止/横滑り防止が機能しなくなる恐れアリ
最悪の場合、ブラケットが周辺部品を傷つける恐れアリ
続いては、スバルXV/フォレスターの2車種・計96,560台に大量リコール!
不具合内容としては、リヤスタビライザのブラケットと車体の締結面において、使用過程でボルトが緩み、当該取り付け部にガタが生じて異音が発生することがあるとのこと。
そのまま使用を続けるとボルトが脱落する可能性があり、最悪の場合ブラケットが周辺部品を傷つけるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に45件もの不具合が発生していて、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][XV]
・DBA-GT3/GT3-027002~GT3-066822/平成 29 年 4 月 21 日 ~ 令和元年 5 月 27 日/16,634台・DBA-GT7/GT7-040001~GT7-200176/平成 29 年 4 月 21 日 ~ 令和元年 5 月 28 日/39,953台
・5AA-GTE/GTE-002017~GTE-007689/平成 30 年 9 月 12 日 ~ 令和元年 5 月 8 日/5,671台
[フォレスター]
・5BA-SK9/SK9-002033~SK9-021058/平成 30 年 7 月 3 日 ~ 令和元年 5 月 31 日/19,025台・5AA-SKE/SKE-002027~SKE-017309/平成 30 年 8 月 24 日 ~ 令和元年 5 月 7 日/15,277台
改善措置としては、全車両、当該取付ボルトの状態を点検し、規定トルクで締付けを行い、またボルトが脱落していた場合は、新品のボルトを取付けるリコール作業を実施するとのことです。
走行中にエンジンが停止し、大事故につながる恐れアリ
最後は、スバルXV/インプレッサの2車種・計137,449台にリコール。
不具合内容としては、エンジンコントロールユニットの制御プログラムにおいて、エンジンが停止する際の制御が不適切であったためイグニッションコイルへ必要以上に通電することがあるとのこと。
そのため、イグニッションコイルの内部温度が上昇し回路がショート、ヒューズ切れを起こし、最悪の場合、走行中エンジンが停止するおそれがあり、この場合において、既に長通電を経験したイグニッションコイルでは、対策プログラムに書き換えても、内部ダメージの蓄積により不具合に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に178件もの不具合が発生していて、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][インプレッサ]
・DBA-GK2/GK2-002001 ~ GK2-007307/平成 28 年 12 月 7 日 ~ 平成 31 年 3 月 18 日/2,855台・DBA-GK3/GK3-002001 ~ GK3-006706/平成 28 年 12 月 7 日 ~ 平成 31 年 3 月 22 日/2,275台
・DBA-GK6/GK6-002001 ~ GK6-008312/平成 28 年 10 月 24 日 ~ 平成 31 年 3 月 18 日/4,615台
・DBA-GK7/GK7-002001 ~ GK7-015633/平成 28 年 10 月 24 日 ~ 平成 31 年 3 月 19 日/7,955台
・DBA-GT2/GT2-002003 ~ GT2-047317/平成 28 年 12 月 7 日 ~ 平成 31 年 3 月 18 日/17,327台
・DBA-GT6/GT6-002001 ~ GT6-036950/平成 28 年 10 月 3 日 ~ 平成 31 年 3 月 18 日/14,387台
[インプレッサ/XV]
・DBA-GT3/GT3-002001 ~ GT3-064384/平成 28 年 12 月 7 日 ~ 平成 31 年 3 月 19 日/26,765台・DBA-GT7/GT7-002001 ~ GT7-196943/平成 28 年 10 月 3 日 ~ 平成 31 年 3 月 18 日/61,270台
改善措置としては、全車両、イグニッションコイルを新品に交換するリコール作業を実施するとのことです。