日経が日産V37スカイライン/フーガ/シーマの開発を中止すると衝撃報道→新型ノートオーラ発表の場で日産幹部が正式に報道を否定「日産はスカイラインの開発を諦めない」【動画有】
V37スカイラインといえばプロパイロット2.0が最も特徴的だが?
ちなみにV37スカイラインの大きな特徴といえば、これまでのスカイラインの血統を引き継いだスポーティな走りを実現するだけでなく、新世代プロパイロット2.0(ProPilot)を搭載し、ハンズオフ機能を持たせた日産の最新技術の集大成ともいえる一台。
まさか、この最新技術を搭載するモデルの開発が中止される可能性があるというのは意外でしたが、そうなるとプロパイロット2.0を搭載するモデルは新型アリア(New Ariya)のみに。
とはいえ、日産は今後販売する全新型車にプロパイロットを標準装備するとも報道されていて、高価格帯モデルはハンズオフ機能付きの2.0、低中価格帯は前方追従可能な1.0を搭載するというすみ分けに。
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日産はゴリゴリのスポーツモデルだけはどうしても販売終了したくない?
日産の国内でのセダン撤退が予想される一方で、同車は2021年8月17日にフルモデルチェンジ版・新型フェアレディZ(New Fairlady Z, 400Z)の量産モデルを発表することを明らかにしたばかりですが、このモデルの開発が中止されなかったのは、前CEOのカルロス・ゴーン氏や、元CEOである内田誠 氏が2ドアクーペタイプのスポーツカー好きだから、というのも関係しているのかもしれません。
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そう考えると、スポーツ4ドアセダンタイプのスカイラインが視野に含まれていないのは非常に残念なところで、日産のスカイラインに対する「価値」や「見方」も大きく変化してきているのかもしれません。
スカイライン/フーガに採用された高級素材は、とあるモデルへと引き継がれることに
あとこれは余談ですが、2021年6月に発表/同年9月に発売予定の新型ノートオーラ(New Note Aura)ですが、このモデルの最上位グレードG leather Editionでは、V37スカイライン/フーガと同じ本革素材が採用されるため、ある意味日産の高級セダンの血筋は、高級路線のプレミアムコンパクトカーに一旦引き継がれることになります。
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Reference:日本経済新聞