フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシー/レクサス新型NX/LX600にて発生した「走行中にテレビが見れてしまう不具合」→Amazon Fire TV Stickなどの視聴防止対策も含まれている?

HDMI接続で視聴可能なAmazon Fire TV StickやChromcastなどの対策も含まれている可能性がある?

引き続き、トヨタ新型ノア/ヴォクシー/レクサス新型NX/LX600のディスプレイオーディオに関する不具合について見ていきましょう。

もう一つ気になるのが、やはりコチラ。

今回の国土交通省の改善対策に関する資料には記載されていませんでしたが、(まだ決まったわけではないものの…)本来視聴できなかったAmazon Fire TV Stickがスプリッターを間に接続することで視聴可能となっているため、これを防ぐことも含めて制御プログラムの改善を実施するのではないかと推測。

以下の関連記事でも公開中ですが、Fire TV StickだとHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)と呼ばれる著作権保護技術の関係で、映像を視聴することができなかったのですが、分配器(スプリッター)を間に接続することによって視聴可能に(詳細は諸々の理由で割愛)。

▽▼▽関連記事▽▼▽

これについても、ディスプレイオーディオのOTAアップデート後に検証できればと考えています。


既に不具合報告の入っている4件は、どういった流れで「不具合」と報告したのか

そしてもう一つ気になったのは、今回の不具合報告が4件あり、市場からより明らかになっているということ。

おそらく既に納車されている顧客の車両にて、「走行中にテレビ”など”が視聴できる」ことが確認できたのだと思いますが、「走行中にテレビなどが視聴できている間、ナビゲーションへの切り替えは可能/不可能だったのか?」「走行中もテレビ視聴ができる場合、ナビゲーション機能は正常に動作していたのか?」なども気になるところ。

あくまでも「ディスプレイオーディオの制御プログラムが不適切なため、シフト操作や車速入力時に画面表示の切替え指示が正しくされない場合がある。そのため、走行開始後もテレビなどが表示されたままとなるおそれがある。」に留まっているため、これ以上の深堀ができないのはちょっと残念なところではありますが、改善対策に関しては「ディーラーからOTAアップデート方法を記載したハガキもしくはダイレクトメールを送付する」とのことなので、アップデート方法などもブログにてご紹介できればと思います。

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