フルモデルチェンジ版・三菱の新型アウトランダーPHEVや日産セレナ/ランディ、メルセデスベンツSクラスに計1万台以上の大量リコール!ナビやブレーキ関連の不具合など

2022-07-06

最悪の場合、ブレーキの効きが悪くなる恐れあり

最後は、日産のミドルサイズミニバン・セレナ(Nissan Serena)と、OEMモデルのスズキ・ランディ(Suzuki Randy)の2車種・計824台にリコール。

不具合内容としては、セレナ/ランディの四輪駆動(4WD)モデルに限り、ブレーキホースブラケットにおいて、ブレーキホースブラケットの車体への溶接作業が一部不適切なため、ブラケットが外れ走行振動によりブレーキパイプが車体に干渉し異音が発生するとのこと。

そのままの状態で使用を続けると、ブレーキパイプが損傷し液漏れが発生することで、最悪の場合、ブレーキが1系統失陥し制動距離が伸びるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[日産セレナ]
・5AA-GFNC27/GFNC27-044101~GFNC27-044743/令和3年12月8日~令和4年2月11日/502台(4WD仕様車のみ)

・5AA-GNC27/GNC27-032751~GNC27-033141/令和3年12月9日~令和4年2月16日/303台(4WD仕様車のみ)

[スズキ・ランディ]
・5AA-SGNC27/GNC27-902191~GNC27-902210/令和4年1月11日~令和4年2月10日/19台(4WD仕様車のみ)

改善措置としては、全車両、ブレーキホースブラケットを確認し、溶接状態が不適切な場合は再度溶接を実施するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①