フルモデルチェンジ版・三菱の新型アウトランダーPHEVや日産セレナ/ランディ、メルセデスベンツSクラスに計1万台以上の大量リコール!ナビやブレーキ関連の不具合など
最悪の場合、ブレーキの効きが悪くなる恐れあり
最後は、日産のミドルサイズミニバン・セレナ(Nissan Serena)と、OEMモデルのスズキ・ランディ(Suzuki Randy)の2車種・計824台にリコール。
不具合内容としては、セレナ/ランディの四輪駆動(4WD)モデルに限り、ブレーキホースブラケットにおいて、ブレーキホースブラケットの車体への溶接作業が一部不適切なため、ブラケットが外れ走行振動によりブレーキパイプが車体に干渉し異音が発生するとのこと。
そのままの状態で使用を続けると、ブレーキパイプが損傷し液漏れが発生することで、最悪の場合、ブレーキが1系統失陥し制動距離が伸びるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][日産セレナ]
・5AA-GFNC27/GFNC27-044101~GFNC27-044743/令和3年12月8日~令和4年2月11日/502台(4WD仕様車のみ)・5AA-GNC27/GNC27-032751~GNC27-033141/令和3年12月9日~令和4年2月16日/303台(4WD仕様車のみ)
[スズキ・ランディ]
・5AA-SGNC27/GNC27-902191~GNC27-902210/令和4年1月11日~令和4年2月10日/19台(4WD仕様車のみ)
改善措置としては、全車両、ブレーキホースブラケットを確認し、溶接状態が不適切な場合は再度溶接を実施するリコール作業を実施するとのことです。