ホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE納車後4ヶ月インプレッション!ハイオクの影響なのか下道燃費は24km/L以上…タイヤの接触キズのようなものはどうなった?

(続き)ホンダ新型ステップワゴンの納車後4ヶ月インプレッション!

ハイオクガソリンの影響?下道・高速共に燃費はかなり良さそうだ

続いてはホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEの実燃費について。

前回のブログでもお伝えしましたが、納車後初のハイオクガソリン(無鉛プレミアム)を給油し、その後に高速道路での往復 約360km走行した際の実燃費が18km/Lでした。

オクタン価が高いことによる影響なのかは不明ですが、ハイオクだと燃えにくく混合気の圧縮比が大きくなり、燃焼時のエネルギーが強くなることを利用し、エンジンコンディションを安定的にキープして効率よくエンジン内でガソリンを燃焼したことで、燃費の向上につながったのかもしれません。

そして今回久々の中距離移動ということで、往復80kmほどの下道(無料高速区間含む)移動だと、往路は後半大渋滞で全く前に進まず、おまけにこの日は外気温が30度と10月中旬とは思えないような暑さだったのでエアコンをフル稼働。

その影響で往路41.1km走らせての平均燃費は15.9km/Lでしたが、復路は全く渋滞もなくスムーズに走ることができたため、40.9km走らせての平均燃費は驚きの24.1km/L。

参考までに、e:HEV SPADA PREMIUM LINEのカタログ燃費は以下の通りで、カタログ値よりも優れたデータであることが確認できますね。

◇WLTCモード平均燃費:19.5km/L

◇WLTC市街地モード燃費:19.3km/L

◇WLTC郊外モード燃費:20.7km/L

◇WLTC高速道路モード燃費:18.9km/L


予防安全装備Honda SENSINGはかなりシビア

続いては、新型ステップワゴンの予防安全装備Honda SENSINGについてですが、これは以前所有していた新型ヴェゼル(New Vezel)やフィット4(New FIT4)同様で、路外逸脱抑制機能と車線維持支援システム[LKAS]がとにかくシビアだということ。

具体的には、公道走行中に中央線もしくは歩道側の白線とタイヤが触れていなくとも、軽く近づいただけですぐに警告音が鳴ってステアリングの微調整が入るんですね。

しかもこの警告音の鳴る頻度、鳴りっぱなしの時間(長いときだと5秒間ぐらい)など、中々運転に集中できないこともしばしば。

これはヴェゼル/フィット4でも頻繁的に起きていたことで、それぞれの予防安全装備については、いわゆる警告レベルを下げることも可能なのですが、レベルを下げても感覚的にシビアさが変わらないのが現状です。

アクセルの奥から感じる謎の振動

最後はアクセルを踏んでいるときの違和感について。

これは一部のモータージャーナリストの方もコメントしていましたが、アクセルを踏んでいるとき、アクセルの奥から何やら違和感と云いますか…振動のようなものを感じ、運転中のこの振動が気になってしまうんですね(納車直後からずっと発生していた)。

これが何の原因なのかは不明ですが、フロアやシートからの振動が全く感じられないなかで、アクセルペダルからのみ振動が感じられるため、(言い方が悪くて恐縮ですが)ちょっと気持ち悪い感覚。

アクセルの奥から振動が感じるからといって、何か不具合が生じているわけではないのですが、これが個体差によるものなのか、それとも新型ステップワゴンの仕様なのかも気になるところです。

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