一気に燃費悪化したな…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタHEVの降雪時&エアコンフル稼働&高速走行時の実燃費は20km/L未満。ディスプレイオーディオでの新たな不満も

トヨタ新型シエンタのディスプレイオーディオで新たに出てきた不満ポイントとは?

続いて、トヨタ新型シエンタもしくは新世代コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオPLUSの不満ポイントについても見ていきましょう。
※新型シエンタに限らず、レクサス新型NX/LXなども含めた新世代ディスプレイオーディオでは共通だと予想される

やはり真冬や猛吹雪の時期になると、ナビゲーションディスプレイでは緊急情報(VICS)が表示されるわけですが、情報共有という意味では非常に重要なものだと思いますし、視覚的情報だけでなく聴覚的な情報から得られることも可能なため個人的には重宝しているものの、新世代ディスプレイオーディオの緊急情報は「ありがたい情報」と思う一方で「邪魔」に思ってしまうんですね。

っというのも、走行中もしくは停車時に上のように「ただちに命を守る行動をとってください。」と新規ウィンドウが中央に大きく割り込んできて、他のナビゲーション情報は全く確認できない上に、この緊急情報も音声ガイダンスでお知らせしてくれません。

そして一番の不満ポイントが、この割り込みウィンドウは時間経過しても自動で閉じることなく、左上にある「×(閉じる)」をタッチしない限り消えないんですね。

ディスプレイの遠い位置をタッチしないと閉じない上に、新規ウィンドウを閉じないとナビの案内が止まったままなので、行先指定をしている場合は非常に不便に感じるところだと思います。

しかもこの緊急情報、何度閉じても結構頻繁的に”同じ情報”を何度も表示するので「いや、もうわかったから止めてくれ…」と思うこともしばしば。


ディスプレイオーディオだけでなくメーター情報のレイアウトももう少し考えてほしい

先程のディスプレイオーディオの新規ウィンドウ割り込みも中々に残念に思うところですが、実際にナビで行先指定をして活用してみると、運転席のメーターに表示される割り込みウィンドウも結構邪魔に思うことも多かったり。

折角レクサス新型NXと同じアニメーションとなる7インチの液晶メーターを採用しているのですから、瞬間燃費や給油後平均燃費を隠してまで「行先画面を被せる必要はないのでは?」とも思ったり。

割り込み画面が表示されないときのメーター情報はこんな感じ。

C字形状のインジケーターに固執する必要性は無いと思いますし、重要な情報を隠すような使い方は避けてほしいところです。

あとレクサス新型NXと同じメーターレイアウトを採用しているにも関わらず、液晶画面の右上にある現在時刻の直下に「到着予想時刻」を表示してくれないということ。

ちなみに上の画像のが、新型NXのメーター情報。

上の画像の赤四角部分にある通り、ナビで行先指定すると到着予想時刻が表示されますが、何の差別化なのかは不明ながら、新型シエンタでは表示されません。

一方で新型NXでは、液晶メーター中央の「通算平均燃費」以外の「リセット間平均燃費」や「給油後平均燃費」を表示できなかったり、そろそろこういった細かいところでもOTAアップデートで何とか改善に努めてほしいところです。

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