ようやく揃った…日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)とトヨタ新型ヴォクシーHEV、ホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEの3台を並べてみた

(続き)新世代ミニバン3台を並べてインプレッションしていこう

フロントグリルもメーカーで全く異なりますし、一番グリル面積が小さいのはステップワゴンですが、一方でグリル面積が大きくメッキ調加飾を多く使用しているセレナでもオラオラ顔に見えないのも不思議。

リヤクォータービューから見る3台の並びも圧巻。

一番奥のステップワゴンは縦型基調のテールランプで、真ん中のヴォクシーは非直結式の一文字テールランプと”VOXY”のレタリングバッジで親和性を演出。

そしてセレナは、縦型基調のテールランプながらも、ヴォクシーのように”SERENA”のレタリングバッジでネーミングにアクセントを付けるあたり、この点もメーカーによって主張の仕方が異なるのもユニークですね。


エクステリアを見ながらボディサイズもチェックしていこう

ちなみに3車のボディサイズは以下の通り。

◇ホンダ・ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE[2WD](左)
・全長4,830mm
・全幅1,750mm
・全高1,845mm
・ホイールベース2,890mm

◇トヨタ・ヴォクシー・ハイブリッドS-Z[2WD](中央)
・全長4,695mm
・全幅1,730mm
・全高1,895mm
・ホイールベース2,850mm

◇日産セレナe-POWER LUXION[2WD](右)
・全長4,765mm
・全幅1,715mm
・全高1,885mm
・ホイールベース2,870mm

こうして見比べてみると、全長と全幅で最も大きいのがステップワゴンで、最もコンパクトなのがヴォクシー、中間的な立ち位置になるのがセレナになるわけですが、実際に3台を所有して乗り比べてみると、サイズ感での恩恵を受けていて、快適性で最も優れるのはステップワゴンだと考えています。

もちろん、快適性だけでなく機能性、安全装備、燃費といったオールラウンダーな個体はヴォクシーで、ナビと連携させてハンズオフ運転(ハンドル操作もアクセル操作も無し)ができ、それでいてエンジンブレーキと回生ブレーキでナチュラル且つスムーズな車速追従が可能なのはセレナなので、それぞれに突出したポイントがあるところを見ると、「どのメーカーも押さえるべきところをしっかりと押さえていて、敢えて完璧に仕上げないところは上手い」と感じるところです。

以上が新型セレナe-POWER LUXION(C28)と新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z、新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEの3車種を並べてのインプレッションとなりますが、あくまでも今回はエクステリアメインで既出の情報は多いと思いますが、今後は内装や走り、機能面の比較インプレッション等も実施していきたいと思います。

【新型セレナ、新型VOXY、新型STEPWGNを3台並べて撮影!】

なおいつもお世話になっているフォトグラファー&クリエイターのYKTV【photograph】【car】チャンネルさんにもご協力いただき、3台での比較動画もどんどん公開していく予定ですので、気になる方はチェックしていただけますと幸いです。

新世代ミドルサイズミニバン御三家関連記事

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

X(旧Twitter) で