日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて9か月が経過!アウトドア寄りと思っていたらラグジュアリー寄りのSUVへキャラ変…ここまでギャップの大きい車は珍しいかも

(続き)日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)の納車後9か月経過してのインプレッション

引き続き、日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)が納車されて9か月経過してのインプレッション内容をまとめていきましょう。

新型エクストレイルの直進安定性は少し弱い?

良いポイントが多数ある一方で、エクストレイルの走りでほんの少し不満が感じられるとするならば、ラグジュアリー志向で足回りに力を入れている割には、高速道路での追い越しするようなシーンでスピードが出るような場合だと、直進安定性が少し弱いようにも感じられ、車線維持支援やステアリングサポートが頻繁的に介入を繰り返すのが印象的でした。

あとはドライビングサポート機能のプロパイロット(ProPilot)に関しても、道幅の広い高速道路であれば、そこまで頻繁的に車線維持支援の介入は無いのですが、道幅の狭い片側1車線などになってくると、踏んでもいない白線にシビアに反応して、ステアリングへの強い制御・介入が入ってしまい、それが煩わしさとストレスになってしまうこともあったり…

ちなみに、この「直進安定性が少し弱い」というのは、私が他に所有するホンダ新型ZR-V e:HEV Z[4WD]や、過去に所有していたトヨタ新型カローラクロス(Toyota New Corolla Cross)ガソリンZ[2WD]と比べて、という意味。

ZR-Vの場合は、そもそも駆動方式が四輪駆動[4WD]なので「エクストレイルと実質的な比較にならないのでは?」という意見もあるとは思いますが、あくまでも私個人の主観的な感想をまとめているだけなので、参考程度に見て頂けますと幸いです。


新型エクストレイルも街中で多く見かけるようになったが…

最後に、街中で見かける新型エクストレイルについてですが、その多くがホワイトやブラックといったモノトーンカラーが多い印象で、ホワイト×ブラックルーフといった2トーンカラーはほとんど見かけません。

ようやく安定的に納車が進んできた?という印象ではあるものの、そもそも2トーンカラーを選択している割合が少ないのかは不明ですが、毎日エクストレイル(T33)を見かける割には、2トーンカラーを目撃する頻度は(ざっくりですが)10台に1台のペース。

なおフルモデルチェンジ後に初の値上げを実施してからは、2トーンカラーの受注を一旦停止しているエクストレイルですが、現時点で2トーンカラーの受注を再開する目途は立っていないようです。

私がいつもお世話になっている日産ディーラーによると、2トーンカラーの受注再開を待っているユーザーも多く、その多くが先代T32以前のエクストレイルからの乗り換えを検討しているそうです。

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