日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)のバッテリー上がり不具合による改善プログラム更新完了!しばらく様子見にはなるが、ジャンプスターターは常備したほうが良さそう

(続き)日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)のバッテリー上がりについて

引き続き、日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)のバッテリー上がりについて見ていきましょう。

直近の新車・新型車のバッテリーは、一度上がってしまうと満充電するのに時間がかかる

あと、これも日産ディーラーやJAFのスタッフさんからお聞きしたのですが、直近の新車・新型車に搭載されるDV12Vバッテリーは、デンソー製のバッテリーを搭載している割合が多いそうで、一度バッテリーが上がって電圧値が1V付近になってしまうと、仮にジャンプスターターで復帰したとしても、すぐにバッテリーが回復することは難しいのだとか。

それこそ、日産のe-POWERモデルともなると、オルタネーターを搭載せずに発電用エンジンとして役割を担うともなると、1日~2日ほどエンジンをかけっぱなしにしないと満充電にならない可能性もあるそうで、バッテリー上がりを防ぐためには、できるだけ期間を空けずに定期的にエンジンをかけて走らせるほうが最善とのことですが、複数台持ちだったり、週末にしか車に乗らない人にとっては苦痛に感じるかもしれません。


バッテリー上がりが起きると、テールゲートを開けることはできない

そして今回の度重なるバッテリー上がりを経験したことで、運転席のドアを開ける際には、メカニカルキーで開けることはもちろん、スマートキーでのアンロックのように助手席や後席もキー解除されないですし、バックドアがそもそも開けられないので注意してほしいところ。

バックドアは、フロント・リヤドアのようにアウタードアハンドルが無く、バックドアオープナースイッチが設けられているため、補器バッテリー上がりともなると、車内のテールゲート内側にあるバックドアロック解除レバーを使用しないと開けられない問題があります。

そのため、仮にラゲッジスペースにジャンプスターターケーブルや、ジャンプスターターキットなどを保管している場合は、万が一のバッテリー上がりのときに苦労してしまうので注意が必要です。

スマートキーの節電モードもバッテリー上がり対策の一つ?

最後は、私が他に所有するトヨタ新型プリウス(Toyota New Prius)でも同じ対策をしていますが、スマートキーも微弱な電流を流していて、定期的に車両と通信を行っているため、こうした通信でバッテリーを消費しないようにスマートキー自体をスリープモード、もしくは節電モードにしておくのも一つ。

スリープモードの設定方法としては、以下の動画(3分45秒あたり)にもある通り、インテリジェントキーのロックボタンを押しながら、アンロック(解錠)ボタンを2回押し、その再度ロックボタンを押すだけ。

これでスリープモードになり、微弱な電流が流れなくなるため、盗難問題の一つでもあるリレーアタック対策にもなっているそうです。

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