日産・セレナ/スズキ・ランディ、フォルクスワーゲン・ゴルフ/ティグアン等に計11万台以上の大量リコール。最悪の場合、走行不能の恐れも
最悪の場合、車両が走行不能になる恐れも
続いては日産・セレナ/スズキ・ランディの2車種・計111,546台に大量リコール。
リコール内容としては、無段変速機(CVT)において、制御プログラムが不適切なため、変速機構であるスチールベルトに傷がつくものがあり、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、スチールベルトが破損し走行不能に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、不具合は既に48件も発生していて、市場からの情報により明らかになっているそうです。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][セレナ]
・DAA-HC26/HC26-060101~HC26-090881/平成24年7月3日~平成25年12月2日/29,761台・DAA-HFC26/HFC26-100001~HFC26-187699/平成24年7月3日~平成25年12月2日/80,558台
[スズキ・ランディ]
・DAA-SHC26/HC26-904001~HC26-905227/平成24年7月12日~平成25年11月22日/1,227台
改善措置としては、全車両、CVTのコントロールユニットを対策プログラムに書き換え、またCVTコントロールユニットの故障履歴を確認し、当該不具合に至る履歴を確認した場合はCVT本体を交換するリコール作業を実施するとのことです。