中国の東風ホンダが新型S7を正式発表!何とオデッセイ風の豪華なシートにシートベンチレーションまで…見た目はランボルギーニ・レヴエルト風
中国市場専売とはいえ、ホンダはまだまだ商品力を向上できるだけの余力がある
2025年3月7日、トヨタの中国法人である広汽トヨタが「最も安価なピュアEVクロスオーバー」となる新型bZ3Xを発表し、更に発表から僅か1時間で1万台の受注を獲得、更に中国の広汽トヨタのホームページのサーバーがダウンするほどにアクセスが集中しました。
今度はホンダと中国・東風汽車の合弁企業である東風ホンダより、ピュアEVクロスオーバーモデルで、新ブランド「燁(イエ)」の第一弾となる新型S7が正式に発表されました。
新型S7は、bZ3Xに比べると価格帯は少しお高めではあるものの、その分内装の質感が高く、それでいて装備内容もラグジュアリーカーに匹敵する内容となっています。
見た目はランボルギーニっぽいアグレッシブなデザイン言語に
こちらが今回、東風ホンダより発表された新型S7。
新世代Hondaロゴが採用され、フロントマスクはこれまでのホンダのデザイン言語とは大きく異なり、それでいてヘッドライト意匠はランボルギーニ・レヴエルト (Lamborghini Revuelto)風。
中国では老舗メーカーから新興メーカーなど、数えきれないほどのピュアEVモデルがラインナップされているため、その中で生き残るためにも、ホンダとしては「インパクトのある、ユーザーにとって印象の残るデザイン言語」を採用することも重要ポイントになっているのかもしれません。
価格は少々お高めな約532万円から
価格帯も、先程の広汽トヨタbZ3Xに比べると安価ではなく、259,900中国元(日本円に換算して約532万円)からになるため、ホンダのラインナップモデルとしては十分高級志向だと思われます。
ちなみにこのモデル、先程もお伝えした通り、新ブランド「燁(イエ/Ye)」の第一弾として導入されたわけですが、なぜか「燁(イエ/Ye)」の名称が廃除されてしまい、S7のみに変更されたのは意外でした。
ボディサイズはCR-V以上パイロット未満
東風ホンダ曰く、このS7の直接的なライバルモデルには、テスラ新型モデルY (Tesla New Model Y)やオンボL60 (Onvo L60)、そしてジーカー7X (Zeekr 7X)が対象となるそうで、特にモデルYは世界で最も売れているピュアEVの一つですから、ホンダとしても負けられない戦いになりそう。
なおボディサイズは、全長4,750mm×全幅1,930mm×全高1,625mm、ホイールベース2,930mm、最低地上高は193mmと非常に大きく、CR-V以上パイロット未満のサイズ感といったところでしょうか。
テールランプは水平基調もしくは縦型基調のトールハンマー風のLEDを採用し、シンプルなテイストに。
リアエンドは新世代の”H”エンブレムではなく、一文字テールランプとの親和性を持たせる意味でも”Honda”のレタリングバッジにしているのだと推測。
参考までに、レクサス新型NXより採用されたレタリングバッジも、一文字テールランプとの親和性を持たせるために採用していたとのこと。
バッテリーパックは1種類のみ、後輪駆動と四輪駆動の2種類を設定
続いて、気になるパワートレインですが、ピュアEV専用のプラットフォームが採用され89.8kWhのバッテリーパックを搭載。
エントリータイプのベースグレードでは、後輪にシングルモーターを搭載することでシステム総出力268hpを発揮。
航続可能距離は、CLTCサイクルで650kmと中々に実用的な距離を実現します。
続いて上位グレードになると、シングルモーターからデュアルモーター&四輪駆動[AWD]へとアップデートされ、リアアクスルより268hp、フロントアクスルより201hp発揮することで、システム総出力は469hpを発揮。
なおバッテリーパックはそのままなので、航続可能距離も重さの関係もあって620kmに少なくなりますが、それでも実用的な距離だと思います。