シャオミが新型SU7ウルトラのソフトウェアアップデートを発表→中身は650馬力もダウンするデチューン→オーナーが激怒してSNSにて拡散→アップデートは撤回に

今回のソフトウェアアップデートは、ユーザーから見れば「詐欺」と思われも不思議ではない

中国の大手スマホメーカーであり、自動車メーカーとしても頭角を現すシャオミ。

本ブランドから、主力セダンとしてラインナップされているSU7をベースにした、ハードコアスポーツモデルとなるSU7 Ultraを発表・発売したわけですが、実はこのモデルを対象としたソフトアップデートが「あまりにも酷すぎる」として話題に。

っというのも、このソフトウェアアップデート内容が「システム総出力を650hpもダウンさせて、1,548hp → 888hpに制限する」という内容だったんですね。

なぜこのようなデチューンレベルのソフトウェアアップデートをリリースしたのでしょうか?


シャオミSU7 Ultraのスペックをおさらい

こちらが、シャオミより発売されているハードコアスポーツモデルの新型SU7 Ultra。

見た目はどことなくマクラーレン750Sっぽいデザインですが、そのパフォーマンスもハイパーカーに匹敵し、何とシステム総出力は1,548hpを発揮。

ちなみにこのモデルは、100%電気自動車ではあるものの、使用されるモーターはシャオミの主力製品である「V8モーター×2基」と「V6モーター×1基」の計3基を搭載することで、システム総出力1,548hpを発揮する仕組みに。

競合ポルシェ・タイカンターボGTよりも2倍の総出力を発揮

このスペックは、以前ポルシェが販売したピュアEVスポーツカーのタイカンターボSのローンチコントロールオーバーブーストパワー使用時の最高出力761hpよりも2倍以上となりますし、更にはテスラ最強のピュアEVモデルとなるモデルS Plaidの1,020hpよりも更に上。

ちなみにシステムトルクは1,770Nmと驚異的なトルクを持つため、ローンチスタート時に勢いよく加速するか、勢いよくスピンしてクラッシュするかのどちらかになりそう。

SU7 Ultraの0-100km/h加速時間は世界トップクラス

加速性能としては、0-100km/hの加速時間が1.97秒と世界トップクラスの加速性能で、厳密には世界ランキングで4位。

なお参考までに、2025年5月時点での0-100km/h加速時間ランキング・トップ10は以下の通りとなっています。

1位:アスパーク・アウル・・・1.69秒

2位:ピニンファリーナ・バッティスタ・・・1.86秒

3位:リマック ネヴェーラ・・・1.85秒

4位シャオミ SU7 ウルトラ・・・1.89秒

5位:紅旗(ホンチー)S9・・・1.9秒

6位:テスラ・ロードスター・・・1.9秒

7位:アイオン・ハイパーSS-R・・・1.9秒

8位:テスラ・モデルS Plaid・・・2.1秒

9位:ハイペリオンXP-1・・・2.2秒

10位:ポルシェ・タイカンターボGT・・・2.2秒

この他、0-200km/hの加速時間は5.96秒とのことで、ベースとなるSU7の0-100km/hの加速時間とほぼ変わらないそうで、更に0-300km/hの加速時間は僅か15.07秒にて到達。

供給元となるバッテリーは、中国大手のCATLと共同開発した「Qilin Ⅱ」バッテリーが使用されているそうで、シャオミはこれを「レース用高出力バッテリーパック」と称し、最大1,330kWの放電が可能となり「3基のモーターのフル出力を満たすことが可能」と語っています。

2ページ目:これだけのトンデモスペックを発揮しての価格も驚きだが、ソフトアップデート内容が酷かった