相変らず日本向けは遅いな…フルモデルチェンジ版・レクサス新型ESの欧州向け仕様が先行発表!デュアルモニターは採用せず、パワトレは4種類展開へ
日本は相変わらず後回しで、欧州向けは一足早く発表へ
2025年4月に世界初公開された、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型ES。
主に中国市場向けを強く意識した内外装デザインで、特に内装の巨大ディスプレイオーディオやフル液晶メーター、ミニマリストな物理スイッチのレイアウトは、使い勝手というよりも中国ユーザーの好みを強く意識しているイメージで、「次期ESは中国車っぽく仕上がるのか…」と、複雑な想いがあったり…。
日本でも2026年春頃にデビュー予定との情報ですが、一方で欧州市場向けの新型ESも同時期に発表・発売されるとのことで、既に「どのパワートレインがラインナップされるのか?」も明らかになっています。
欧州市場向けは”ほぼ”全グレードが展開されるようだ
早速、欧州市場向けのパワートレインの展開を見ていきましょう(レクサスヨーロッパの公式プレスリリースより引用)。
欧州市場向けでは、ハイブリッド (HEV)とピュアEVの2種類が展開されることが決定しており、HEVモデルはES300h[2WD/AWD]とES350h[2WD/AWD]の2種類、ピュアEVモデルはES350e[2WD]とES500e[AWD]がラインナップされることに。
ただHEVモデルに関しては、ES300hが西ヨーロッパ専売となり、ES350hが東ヨーロッパ専売となるそうで、このようにすみ分けられた理由は不明です。
おさらいにはなりますが、各モデルのパワートレインやスペックは以下の通り。
■ES300h(西ヨーロッパ向け)
パワートレイン:排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組合たハイブリッド
駆動方式:2WD/AWD
トランスミッション:eCVT
システム総出力:201hp
0-100km/h加速時間:[2WD]8.2秒、[AWD]8.0秒
タイヤサイズ:235/55R19インチ
車体重量:1,785kg~1,840kg■ES350h(東ヨーロッパ向け※)
パワートレイン:排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組合たハイブリッド
駆動方式:2WD/AWD
トランスミッション:eCVT
システム総出力:247hp
0-100km/h加速時間:[2WD]7.7秒、[AWD]7.5秒
タイヤサイズ:235/55R19インチ
車体重量:1,820kg~1,935kg■ES350e
パワートレイン:電気モーター+バッテリーのピュアEV
駆動方式:2WDのみ
トランスミッション:eアクスル
バッテリー容量:76.96kWh
システム総出力:224hp
0-100km/h加速時間:8.2秒
タイヤサイズ:235/55R19インチ or 235/45R21インチ
車体重量:2,105kg~2,185kg■ES500e
パワートレイン:電気モーター+バッテリーのピュアEV
駆動方式:AWDのみ
トランスミッション:eアクスル
バッテリー容量:74.69kWh
システム総出力:343hp
0-100km/h加速時間:5.7秒
タイヤサイズ:235/55R19インチ or 235/45R21インチ
車体重量:2,205kg~2,285kg※東ヨーロッパ:カザフスタン、ウクライナ、キルギスタン、ジョージア、アゼルバイジャン、アルメニア、モルドバ等
以上の通りとなります。
ES300hに採用される、排気量2.0L 直列4気筒エンジン+デュアルモーターを組合せたハイブリッドモデルに関しては、欧州市場向けとしては展開される予定はなく、おそらくは中国市場向けとして展開されるのでは?と推測しています。
新型ESは、王道セダンというよりもクラウンクロスオーバーのような存在に?
改めて新型ESを見ていきましょう。
これまでの王道セダンではなく、どちらかというとトヨタ現行クラウンセダンのようにファストバッククーペのようなフォルムを持ちながらも、車体サイズは全長5,140mm×全幅1,920mm×全高1,555mm~1,560mm、ホイールベースは2,950mmととんでもなく肥大化し、まるでクラウンクロスオーバーのようにリフトアップしたようなスタイリングに。
SUV/クロスオーバーモデルが主流となっている昨今、王道のセダンは徐々に淘汰されていく流れとなり、時代の変化に合わせてクロスオーバーの車種を増やしてきたトヨタ/レクサスですが、新型ESもその流れを汲んだ一台なのかも。