「日本市場向けの後回し」は嘘?トヨタ・ランドクルーザー300の2024年販売台数は世界2位!国内カーメディアが公開したディーゼル受注再開の記事がお粗末

「日本市場向けの生産は後回し」と噂されていたランクル300だったが

2021年8月に発表・発売されてちょうど4年が経過した、トヨタ・ランドクルーザー300 (Toyota New Land Cruiser 300)。

トヨタを代表するフラッグシップSUVで、特に中東市場での人気が高いですが、一方で日本でも発売直後から3万台近くの受注を獲得し、発売から4年が経過した今でもガソリンモデルは受注停止のまま。

ディーゼルモデルは一時的に受注を再開しているものの、多くの方がキャンセル待ちのため、すぐに追加枠も埋まってしまう程の人気っぷりですが、そんなランクル300は「日本市場向けは後回し」と噂されてきました。

しかしながら、海外調査機関のCar Industry Analysisが公開した「2024年に販売されたランクル300の国別ランキング」において、日本が世界2位を獲得していることが判明しています。


2024年は「13,174台」のランクル300が日本で販売・登録されている

早速、海外調査機関Car Industry Analysisが公開しているデータを参考にしてみると、2024年国別でのランクル300の販売台数は以下の通り。

【2024年版・国別でのランクル300販売台数一覧】

1位:オーストラリア・・・13,790台
2位:日本・・・13,174台
3位:サウジアラビア・・・12,381台
4位:UAE(アラブ首長国連邦)・・・9,319台
5位:オマーン・・・8,992台
6位:カタール・・・8,685台
7位:クウェート・・・8,028台
8位:イラク・・・7,133台
9位:ロシア・・・3,682台
10位:ヨルダン・・・2,849台

ランキングは以上の通りとなります。

こうして見ると、意外にも世界で最も多く販売しているのはオーストラリアの13,790台だったんですね。

そして、僅差で2位となっているのが日本の13,174台ですが、その後はサウジアラビアやUAE、オマーン、カタール、クウェートと中東市場が上位を独占している状態です。

中東市場で一括りにしてしまうと、累計販売台数は57,387台でダントツ1位にはなりますが‥‥

2024年の国内新車販売・登録台数ランキングで、ランクルは51,288台を販売

なお参考までに、一般社団法人日本自動車販売協会連合会が公開している2024年1月~12月の通年における新車販売・登録台数ランキングにおいて、ランドクルーザーシリーズは51,288台(19位)を販売。

このランドクルーザーシリーズは、ランクル300だけでなくランクル250やランクルプラド、ランクル70といったモデルも含まれるわけですが、先ほどのランクル300の販売台数13,174台が、一般社団法人と整合性のとれるものと仮定した場合、全体の約26%がランクル300ということになるわけですね。

この数値が果たして高いの低いのかは不明ながらも、世界規模で考えると「決して低い数値ではない」とも考えていて、もしかすると2025年の生産台数は更に増えている可能性も考えられそう。

2025年1月~6月のランクルシリーズの販売台数は、前年同期比で約40%増

これはあくまでも参考までにですが、一般社団法人日本自動車販売協会連合会が公開している2025年1月~6月の新車販売・登録台数ランキングにおいて、ランドクルーザーシリーズは20位の23,331台を記録(仮に25%程度がランクル300であれば、約5,800台は日本国内向けに登録されている?)。

実はこの数字、2024年1月~6月の16,719台(23位)に対して約40%も増えているため、このままの勢いで販売を継続できれば、年間で5.5万~6.0万台に到達する可能性も十分に考えられるかもしれませんね。

2ページ目:国内大手カーメディアが、ランクル300ディーゼルモデルの受注再開に関する記事を公開するも、その記事の質は低い?