【元オーナーが斬る】マイナーチェンジ版・日産の新型セレナ (C28)は期待外れ? 足元の窮屈さは相変わらず。置くだけ充電廃止など「サイレント改悪」が多すぎる

元e-POWER LUXIONオーナーが、マイナーチェンジ版の気になる点を斬る!

2026年2月中旬に発売予定となっている、日産のマイナーチェンジ版・新型セレナ (Nissan New Serena, C28)。

前回のブログにて、本モデルの最上級グレードとなるe-POWER LUXIONの実車内外装インプレッションに加え、エントリーグレードでフロントマスクがそのまま継承されたガソリンX・XVパッケージの実車インプレッションをお届けしました。

今回は、マイナーチェンジ前の初期型となるe-POWER LUXIONを所有していた元オーナーが、マイチェン後のe-POWER LUXIONを見て残念に思った点、気になる点などをチェックしていきたいと思います。

少々マニアックな部分もありますが、購入を検討されている方の参考になりましたら幸いです。


運転席の足元スペースは相変わらず窮屈

まず、新型セレナ (C28)で一番気になったポイントが運転席の足元スペース。

元セレナ e-POWER LUXIONオーナーの私も、本モデルでちょっと不満に感じていたのが足もとの狭さ・窮屈さだったのですが、今回のマイナーチェンジではさすがに改善されるわけもなく、実際に座ってみての印象としては、相変わらず窮屈。

センターインパネの下部が想像以上に太く、それでいて運転席側まで広がっていく形状になっているため、どうしてもドライバーの左脚の置き場を阻害してしまう設計になっています。

車を運転する際、左脚と左ひざをインパネの側面に当てて、ゆったりしながら運転することが多いかと思いますが(左脚をダラけるイメージ)、どちらかというと膝が内側(右足側)に傾いてしまうような、そんな窮屈さがあるため、長距離運転の際は足元がストレスに感じてしまうんですね。

私もこの車で何度も長距離移動用として活用しましたが、せっかく質感の高いシートと走りなのに、足もとが窮屈に感じるだけで、総合的な評価が下がってしまうのは勿体ないところです。

シートは相変わらず滑りやすい

続いて、こちらもマイナーチェンジ前から不満に感じていたシートの滑りについて。

これはe-POWER LUXIONに限定した話だと思いますが、本グレードのみシート表皮がオール合成皮革になるため、どうしてもファブリック等に比べるとシートが滑りやすいんですね。

これはマイナーチェンジ前から変わらずで、あくまでも変化したのはステッチデザインと、ブロンズアクセントが加味されたぐらい。

それ以外のシート表皮が滑りにくくなったり、シートの柔らかさが変わるといった変化は無かったのですが、ツルツルとした滑りにより、乗降り性が若干悪くなっているのは相変わらずでした。

エアコン操作系が指紋だらけなので、清潔感としては低め

続いては、これは日産の昨今の新車・新型車では”あるある”だと思うのですが、とにかくエアコン操作系が指紋だらけで見てくれが悪く、清潔感が低いということ。

上の画像でもおわかりの通り、エアコン操作系やシートヒーター/ステアリングヒーター、そしてスイッチ式シフトは全て、グロスブラックもしくは静電タッチ容量式に仕上げられています。

特にエアコンやシートヒーター/ステアリングヒーター系は、「音声アシスタントによる操作」を想定して設計されているため、走りながらでも目線を変えずに変更できるというメリットを考え、「そこまでタッチ操作しないだろう」と考えているわけですね。

しかしながら、直感的な操作に慣れている人からすると、音声よりもすぐに手が動いてしまう傾向にあるでしょうから、どうしてもエアコン操作系には指紋がベタベタとついてしまいます。

実際、私もセレナ e-POWER LUXIONを所有していたときは、音声操作よりもタッチ操作をすることが多かったので、指紋が全く無いといったことはありませんでした。

Googleビルトインが採用されることで、音声レスポンスは飛躍的に向上しているが、その分「応用」も聞けるようにしてほしい

ちなみに、Googleビルトインが採用されていなかったマイチェン前のLUXIONでは、以下のように音声操作でエアコンを始動するのに若干の時間が掛かっていました。

しかし、Googleビルトインが採用されたことで一気にスピード感とレスポンスが改善されているので、より使い勝手は向上しているかもしれませんね(同じGoogleビルトインの新型デリカミニやプレリュードの音声認識は早い)。

■エアコンをAUTO稼働にして

■シートヒーターをMAXにして

■ステアリングヒーターを付けて

■エアコンの風量を抑えて 等

あとは、これらの音声操作などに加えて、更なる応用で「シートヒーターを30分間だけ付けて」「ステアリングヒーターを10分後に切って」なども設定できるようになると、ユーザーの満足度は大幅に向上するかもしれませんね。

2ページ目:マイチェン前のセレナ e-POWER LUXION (C28)で不満に感じていたポイントが全く解消されていない?