日産フーガ/シーマ/三菱・ディグニティ/マツダ・アクセラ/フォルクスワーゲン・ティグアンなど約1.8万台にリコール!プロペラシャフト破損で走行不能の恐れアリ等

最悪の場合、ハイブリッドシステムが停止して走行不能となる恐れあり

続いてはマツダ・アクセラの1車種・5,000台にリコール。

リコール内容としては、ハイブリッドシステムにおいて、異常判定時の制御プログラムが不適切なため、極低速から急加速するような高負荷走行時等に昇圧回路の素子が損傷した場合、フェールセーフモードに移行できないことがあるとのこと。

そのため警告灯が点灯し、ハイブリッドシステムが停止して走行不能となるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、取引先からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[アクセラ]
・DAA-BYEFP/BYEFP- 109670~BYEFP- 201813/平成 26 年 10 月 29 日~平成 31 年 2 月 9 日/5,000台

改善措置としては、全車両、異常判定時の制御プログラムを対策仕様に修正。

当該制御プログラム修正後に素子が損傷して警告灯が点灯した場合は、電力変換器のモジュールを無償交換するとのことです。


走行中にリヤスポイラーが脱落する恐れあり?

最後は、フォルクスワーゲン・ティグアン等の2車種・計437台にリコール。

リコール内容としては、リヤスポイラーにおいて、接着作業時に使用する接着剤が不適切なため、当該リヤスポイラーとテールゲートの接着力が不足しているものがあるとのこと。

そのため車両振動等により接着面が剥がれ、最悪の場合、リヤスポイラーが脱落し、他の交通の妨げとなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に3件の不具合が発生していて、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[ティグアン1.4/110kW]
・ABA-5NCZE/WVGZZZ5NZHW408660~WVGZZZ5NZJW987944/平成28年11月15日~平成30年9月15日/236台

・ABA-5NCZD/WVGZZZ5NZKW345675~WVGZZZ5NZLW345436/平成31年2月6日~令和2年1月28日/15台

[ティグアンTDI/110kW]
・LDA-5NDFGF/WVGZZZ5NZJW428159~WVGZZZ5NZLW345165/平成30年7月5日~令和2年2月4日/186台

改善措置としては、全車両、リヤスポイラーの接着面の隙間を点検し、隙間が確認された場合は、両面粘着テープと接着剤を用いて再装着し隙間が確認されない場合は、2箇所にボルト止め加工を追加するリコール作業を実施するとのことです。

☆★☆直近のリコール関連記事10選はコチラ!☆★☆

Reference:国土交通省①国土交通省②国土交通省③