トヨタ新型ハリアーや日産の新型ノートe-POWER等の主力モデルが2021年1月より大幅減産へ…部品供給元の旭化成・半導体工場火災が原因で供給困難に

各自動車メーカーの主力新型車を売りたくても売れない…

なお今回の大幅減産を受け、国内市場では圧倒的な強さを見せるトヨタ自動車では、主要モデルともいうべき新型ヤリス/ヤリスクロス/ライズ/ハリアー/アルファードなども対象になると思われ、特に2021年納車予定だったモデルが2月以降にずれ込むということも十分に考えられそう。

この他、2020年12月23日に発売スタートしたばかりとなる日産の新型ノートe-POWERも対象になっており、今ある在庫がなくなってしまうと長納期となる恐れも高そう(タイ生産のキックスe-POWERと同じ末路だけは辿ってほしくない)。

おまけに2021年2月19日には新型ノートe-POWERの4WDモデルとオーテック(AUTECH)、そして2021年3月24日にはプレミアム3ナンバーコンパクトの新型ノート・オーラ(New Note AURA)が追って発売されるため、これらのモデルの存在もあって新型ノートe-POWERが想定よりも売れていないという情報もあるようです。

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ホンダに至っては一度新型コロナによる納期遅れを経験済み

もちろんホンダの主力モデルとなる新型フィット4やフリード(Freed)なども同様で、特に新型フィット4は、2020年2月末辺りからLUXEに採用されているセンターコンソールボックスを中国・武漢工場にて生産していたため、これの供給並びに輸送の全く目途が経たず、納期が大幅に遅れるといったこともあり、一度コロナ禍の恐怖を経験しているモデルでもありますからね…(新型フィットに限らずN-WGNやヴェゼル(Vezel)等も)

今回の半導体供給不足でどこまで影響が出てしまうのか非常に気になるところです。

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ETCの供給不足に加え、悪質な転売も?

あとはこれも注意しておきたいポイントですが、今回の旭化成工場火災が原因で、ETCユニットの供給も大幅に遅れているとの情報がありますが、そうなると最も恐れているのがETCの悪質な高額転売。

もしかするとカーショップなどにて市販化されているETCも転売の対象になるかもしれず、大量に買いだめする転売ヤーがいるかもしれないので、こういった点はカーショップ等も徹底的に対策を取ってほしいところです。

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Reference:産経新聞