えっ、また?フルモデルチェンジ版・スバル新型レヴォーグに2度目のリコール!更にスズキ新型ハスラー/ワゴンRなどの主要モデルに約10万台の大量リコール

発売されたばかりの新型レヴォーグが僅か1か月で2度のリコール

さてさて、2020年11月末に発売されたばかりとなる、スバルのフルモデルチェンジ版・新型レヴォーグに早くも2度目のリコール。

前回は運転支援のためのブレーキに関する不具合でしたが、今回はまた別のブレーキシステムに関するリコール。

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不具合内容としては、運転支援装置において、衝突被害軽減ブレーキの制御プログラムが不適切なため、カーブ路にあるガイドポストや対向車の進行方向等を正しく認識できず、システムが衝突対象として過敏に反応することがあるとのこと。

そのため、意図しないところで障害物との接近を知らせる警報音が鳴り、衝突被害軽減ブレーキが作動するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故として、既に物損事故が1件、更に不具合件数も34件発生し、市場からの情報により明らかになっていますが、まさか発売された直後に物損事故が発生するとは…(前回のリコールと同じ物損事故例だと思われる)

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[レヴォーグ]
・4BA-VN5/VN5-002043 ~ VN5-021872/令和2年11月2日 ~ 令和3年3月18日/18,507台

上の対象台数に対し、リコール対象車の製作期間をチェックしてみると、発売前の車両も対象となっているため、恐らく顧客に納車されている新型レヴォーグ全てが対象になるのではないかと予想されます。

なお改善措置としては、全車両、運転支援装置の制御プログラムを書き換えるリコール作業を実施するとのことです。


ヘッドライトが点灯した際、表示灯が点灯しない恐れアリ

続いては、ホンダの自動二輪(バイク)モデルCBR600RRの1車種・734台にリコール。

リコール内容としては、走行用前照灯においてヘッドライトリレーに取付けているカバーの防水構造が不適切なため、雨天時の走行等によりリレー端子部に水が浸入することがあるとのこと。

そのため、ヘッドライトドライバが走行用前照灯に切り替えられたと誤検知し、走行用前照灯が点灯した際に、表示灯が点灯しないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをしっかりとチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生しておらず、不具合は既に1件発生していて、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[CBR600RR]
・2BL-PC40/PC40-1700028~PC40-1700764/令和 2 年 8 月 27 日~令和 3 年 1 月 7 日/734台

改善措置としては、全車両、ヘッドライトリレーカバーを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。

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Reference:国土交通省①国土交通省②国土交通省③