スズキ新型ジムニー/ジムニーシエラ/クロスビー/スペーシア/フェラーリ・ポルトフィーノに約15万台の大量リコール!走行中エンストの恐れアリ等…
最悪の場合、走行中にエンストの恐れアリ
続いては、スズキ・クロスビー/ジムニー/ジムニー・シエラ/スペーシア/マツダ・フレアワゴンの5車種・計34,200台にリコール!
不具合内容としては、低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって燃料により膨潤して変形することがあるとのこと。
そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に29件の不具合が発生していて、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][クロスビー]
・DAA-MN71S/MN71S-113528~MN71S-130885/平成 30 年 4 月 9 日~平成 30 年 11 月 9 日/16,934台[ジムニー]
・3BA-JB64W/JB64W-100092~JB64W-112388/平成 30 年 5 月 11 日~平成 30 年 11 月 28 日/12,280台[ジムニー・シエラ]
・3BA-JB74W/JB74W-100036~JB74W-102725/平成 30 年 6 月 1 日~平成 30 年 11 月 15 日/2,685台[スペーシア]
・DBA-MK32S 改/MK32S-452296~MK32S-452456/平成 29 年 10 月 2 日~平成 29 年 12 月 13 日/159台(車いす移動車)・DAA-MK42S 改/MK42S-217109~MK42S-225307/平成 29 年 9 月 28 日~平成 29 年 12 月 25 日/86台(車いす移動車)
・DAA-MK53S 改/MK53S-103809~MK53S-230284/平成 30 年 1 月 25 日~令和元年 10 月 9 日/1,776台(車いす移動車)
[フレアワゴン]
・DBA-MM32S 改/MM32S-451485~MM32S-451544/平成 29 年 10 月 4 日~平成 29 年 12 月 14 日/60台(車いす移動車)・DAA-MM53S 改/MM53S-101472~MM53S-107939/平成 30 年 3 月 16 日~令和元年 8 月 28 日/220台(車いす移動車)
改善措置としては、全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換するリコール作業を実施するとのことです。
エンジン出力が制限される恐れも
最後はフェラーリのエントリーモデルとなるポルトフィーノ1車種・計148台にリコール。
不具合内容としては、排気バイパスバルブのアクチュエーターにおいて、ファームウェアの電圧閾値が不適切なため、オルタネータの発電状態により、エンジンチェックランプが点灯し、フェールセーフモードでエンジンの出力が制限されるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に25件の不具合が発生していて、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][ポルトフィーノ]
・ABA-F164BCA/ZFF89FPJ000234622~ZFF89FPJ000245322/平成30年2月22日~平成31年3月22日/148台
改善措置としては、全車、排気バイパスバルブのアクチュエーターのファームウェアの書き換え、アクチュエーターのキャリブレーションを行うリコール作業を実施するとのことです。