日本仕様のホンダ新型ZR-Vの簡易カタログ(パンフレット)を入手!「ガソリン/ハイブリッドe:HEV共にレギュラー仕様」「カスタムモデルPremium Styleも先行公開」

日本仕様のホンダ新型ZR-Vを引き続き見ていこう

続いて、こちらがホンダ新型ZR-Vのインテリア。

北米市場向けや中国市場向けでも公開済みですが、やはり内装の質感は非常に高く、Zグレードだと9インチHonda CONNECTディスプレイオーディオが標準装備なのはちょっと残念ですが、先進性も持ち合わせていて競合モデルに十分対抗できる仕上がりだと思います。

なおグレードは、e:HEV Z(4WD)の本革シート(マルーン)で、水平基調のダッシュボードにもマルーンの合成皮革トリムを採用するなど、全体的に質感はかなり高めで落ち着いた印象を受けますね。

今回のように、イメージカラーとなってるプレミアムクリスタルガーネットメタリックとの組み合わせで映える色あいでもあるため、他のボディカラーとの組み合わせでも色々と悩みそう。
※e:HEVのみマルーンとブラックの2種類、ガソリンはブラックの1種類のみ

画像では少し分かりづらいですが、e:HEVモデルだと全グレードにおいて減速セレクターが標準装備され、ガソリンモデルだとZグレードのみパドルシフトが標準装備されます(ガソリンXは設定されない)。


新型ZR-Vのグレード構成をおさらいしておこう

ちなみに日本仕様の新型ZR-Vでは、以下のグレード構成にてラインナップされる予定で、プラットフォームベースとなっている新型シビック(New Civic)とは異なり、ガソリンモデル/ハイブリッドe:HEVモデル共に前輪駆動(FF)/四輪駆動(4WD)が設定されます。

[ガソリンモデル(1.5リッターターボ)]

◇エントリーグレードX[2WD/4WD]

◇上位グレードZ[2WD/4WD]


[ハイブリッドe:HEVモデル(2.0リッター直噴)]

◇エントリーグレードe:HEV X[2WD/4WD]

◇上位グレードe:HEV Z[2WD/4WD]

ガソリンモデルでもレギュラー仕様

そしてガソリンモデルに関しては、排気量1.5L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力178ps/最大トルク240Nmを発揮しますが、新型ZR-V専用チューニングにより、燃料の種類はハイオクではなくレギュラーになるのも重要ポイントです。

もちろんe:HEVモデルの燃料の種類もレギュラーですし、システムトルク315Nmを発揮するトルクフルなモデルとなりますから、走りのパフォーマンスはSUVとは思えない程のレベルにまで仕上がってきてるのかもしれません。

サイドアンダーミラーはZグレードのみ廃除される?それとも?

リヤビューもボリューム感があってグッド。

ちなみに新型ZR-Vでは、全グレードにおいて電動パワーテールゲートが標準装備されていて、上位グレードZのみハンズフリー&予約クローズ機能が搭載されています。

メーカーオプションではなく標準装備となるため、電動パワーテールゲートの搭載有無で納期が大きく変化してくるとの情報もありますが、果たして新型ZR-Vではどれほどの影響を受けるのか気になるところです。

そしてマルチビューカメラが標準装備のZグレードですと、助手席側のサイドアンダーミラー(別名:耳たぶミラー)が排除されていますが、メーカーオプション扱いとなるXグレードではサイドアンダーミラーが装備されるのかも気になるところですね。

さりげないドレスアップの新型ZR-Vも

最後は、ホンダアクセスより公開されている新型ZR-VのカスタマイズモデルPremium Styleを見ていきましょう。

上のグレードは、エントリータイプのe:HEV X(4WD)とのことで、フロント・リヤフェンダーには無塗装ブラックの樹脂フェンダー、そしてサイドアンダーミラーが設けられていますね(おそらくマルチビューカメラ未設定)。

この他、ホンダアクセスよりラインナップされるフロントフォグランプ周りの専用パーツや、フロント・サイド・リヤアンダースポイラー、19インチ大口径アルミホイールなど、全体的にボリューミーで力強いエクステリアにまとめられています(よりマセラティやAMGのクロスオバーモデルっぽくも見える)。

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