スバル・レヴォーグ/WRX/XV/インプレッサ/レガシィやスズキ新型ハスラー/ワゴンRなどに計33万台超えの大量リコール!スズキの場合、走行不能の恐れも

最悪の場合、後退灯が点灯しなくなる恐れあり

続いては、スバルWRXの1車種・計22,841台に大量リコール。

不具合内容としては、バックランプスイッチ(後退灯)において、構成部品の材料が不適切なため、スイッチ内部の接点部に黒色被膜が生成、材料が腐食する場合があるとのこと。

そのため、そのまま使用を継続すると、後退灯が点灯しなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に56件もの不具合が発生していて、市場からの情報により明らかになっているそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[WRX]
・CBA-VAB/VAB-002001 ~ VAB-036896/平成26年6月11日 ~ 令和2年3月25日/22,841台

改善措置としては、全車両点検し、対象であれば対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。


最悪の場合、走行不能の恐れアリ

最後は、スズキ新型ハスラー/ワゴンR/マツダ・フレアクロスオーバーのターボ仕様となる3車種・計63,108台の大量リコール。

不具合内容としては、無段変速機(CVT)において、CVTコントローラの制御プログラムが不適切なため、高負荷のキックダウン時等に、変速機構であるスチールベルトが滑り摩耗紛が発生する場合があるとのこと。

そのままの状態で使用を続けると、摩耗紛による油圧調整弁の摺動不良が起こり油圧不良となることで、最悪の場合、走行不能に至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は起きていないものの、既に4件もの不具合が発生していて、市場からの情報により明らかになっているそうです。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[ハスラー]
・4AA-MR52S/MR52S-100112~MR52S-301806/令和元年 12 月 26 日~令和 4 年 6 月 16 日/55,934台(ターボ仕様)

[ワゴンR]
・4AA-MH55S/MH55S-920001~MH55S-924135/令和 2 年 1 月 6 日~令和 4 年 6 月 16 日/4,084台(ターボ仕様)

[マツダ・フレアクロスオーバー]
・4AA-MS52S/MS52S-100002~MS52S-300111/令和 2 年 1 月 29 日~令和 4 年 6 月 16 日/3,090台(ターボ仕様)

改善措置としては、全車両CVTを点検し、ベルト滑りがあると判断した場合は、CVTを交換するリコール作業を実施するとのこと。

また全車両、CVTコントローラを対策プログラムに書き換え、CVTを交換しなかった場合において、後日ベルト滑りがあると判断した場合は、CVTを無償交換するとのことです。

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Reference:国土交通省①