フルモデルチェンジ版・レクサス新型NX350h F SPORTのDAアップデート後インプレッション!「高速道路の”アレ”は改善無し」「新型ヴォクシー同様にブラックアウトに…」等

ディスプレイオーディオアップデート後も改善されなかった”アレ”とは?

引き続き、レクサス新型NX350h F SPORTのディスプレイオーディオアップデート後をチェックしていきましょう。

先程の目的地設定のあと、目的地に向けて高速道路を活用したわけですが、個人的に気になっていた各PA/SA/IC/JCTの「到着予想時間」は追加されておらず、距離と施設アイコン、車線減少などの情報は変わらず。

一人での移動なら、まだ到着予想時間が表示されないのは大丈夫なのですが、誰か人を乗せたり、家族で移動するとなると、子供から「トイレ行きたい」と言われたときに、「あと何分ぐらいで着くから待っててね~」と云えないのが残念なところ。

前世代のナビゲーションディスプレイだったり、ホンダなどのナビゲーションディスプレイであれば時刻も表示されるので便利なのですが、なぜこういった重要な情報を廃止にしてしまったのかが気になるところです。


エネルギーフローは相変わらずチープで簡易的

この他気になるポイントをいくつか見ていきましょう。

新型ヴォクシーでも同じことが言えますが、レクサス新型NXのエネルギーフローもやっぱり変わらず簡素的なイメージ図に留まっているのが残念。

ディアゴスティーニのように、すこしずつパーツが組付けられて立体的なデザインに変化していくのかな?と淡い期待をしていましたが、そういったことは一切ありませんでした。

なぜこのデザインのまま市販化しようと思ったのか、そしてわざわざ14インチの巨大ディスプレイオーディオにこの簡素的なイメージ図を丸々1個載せようと考えたのか、その経緯も気になるところですね。

ナビゲーションの自車位置ズレや、道路線が消える不具合も

続いてはナビゲーションの自車位置について。

これは新型ヴォクシーでも同様のことが起きているのですが、走行中や停車中でも、実際に走行している場所と全く違う場所を測位していることが多く、更には走行中のルート(道路ライン?)が一切表示されないのも心配なところ。

決してマイナーロードではないところですし、車の行き来が非常に多い公道であっても、上の画像のように道路線が表示されないのは残念なところです。

とあるアーティストの音楽再生中にブラックアウトするのは変わらず

そして最後は、こちらもアップデート前から特に改良されていないブラックアウト(画面真っ暗)問題。

これも新型ヴォクシー同様で、とあるアーティストの曲をUSBやBluetoothにて再生すると、画面がブラックアウトになって音楽が強制的に停止し、しばらくして自動的にディスプレイオーディオが再起動→音楽が再び再生されるというものなのですが、これに関してはとあるアーティストの曲を再生すると高確率でブラックアウトするため、継続していつもお世話になっているレクサスディーラー経由でメーカーの方に調査していただいているところです。

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