トヨタ新型アルファード(40系)が納車されて1か月が経過!「ガソリンモデルでも燃費は意外と悪くない」「12.3インチフル液晶メーターはポンコツ」「ラゲッジフロアは使い勝手が悪い」等

(続き)トヨタ新型アルファードが納車されて1か月経過してのインプレッション

引き続き、トヨタ新型アルファードが納車されて1か月経過してのインプレッション内容をまとめていきましょう。

アルファードのラゲッジスペースは使い勝手が悪い

続いては、アルファードのラゲッジスペースについて。

3列目の跳ね上げ方式がノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)のようにスマートなアタッチメント式ではないのも不満に感じるところですが、それよりも「もうちょっと何とかならんかったんか…」と感じたのが、スライドレールの出っ張りの影響で、直方体のボックスやキャリーケースをラゲッジスペースに置くときに邪魔になるということ。

この状態で走行していると、中途半端にスライドレールの上に乗っかったボックスが滑って動いてしまうので煩いんですね。

個人的には、もう少し分厚めのフロアカーペットにすることでフラットにするとか、厚めのディーラーオプションマットを設けることで、レールとの段差を無くすことは出来なかったのだろうか…と思うことも。

この点は、今後社外パーツなどでクリアできないか、他に不満解消できる方法がないか見つけていければと思います。


12.3インチフル液晶メーターは中々にポンコツ

続いては、12.3インチのフル液晶メーターについて。

最近のトヨタの新車・新型車で積極的に採用されている12.3インチフル液晶メーターですが、あくまでも個人的な感想としては、改良されるどころか、むしろ改悪しているところもあったり。

具体的に、これまで採用されていた「給油後平均燃費」が設定できず、「リセット間平均燃費」しか表示されないということ。

これにより、毎回給油する度に14インチディスプレイオーディオを経由して履歴リセットしないといけないため、使い勝手としてはかなり悪くなっています。

なぜメーターデザインを変更するのに、ステアリングスイッチやディスプレイオーディオ、ヘッドアップディスプレイまで確認しなければならないのか?

続いては、メーターデザインや各ウィジェットの配置などの変更・カスタマイズは、ステアリングホイール上のスイッチだけで設定できないということ。

これはヘッドアップディスプレイと連動するタッチトレーサー機能を選択している影響もあるとは思いますが、なぜメーターデザインや左右中央の各種ウィジェットをステアリングスイッチだけで操作できるようにしなかったのか疑問。

UI/UX、更には人間工学に対する考え方がポンコツレベルのトヨタですが、さすがにここまで改悪且つ使い勝手が悪いのは問題だと思いますし、ディスプレイオーディオでの操作、タッチトレーサーによるヘッドアップディスプレイを確認しながらメーターカスタマイズをするというのも「全くお手軽ではなく面倒」なので、この点はもう少し簡易的にした方が良いのでは?と思ったりもします。

ハイブリッド特有の回生ブレーキに慣れてしまうと、ガソリンモデルのブレーキングは少し弱く感じる

最後はアルファードのブレーキングについて。

これまで、ヴォクシー・ハイブリッドS-Zやプリウス2.0L HEV Z、シエンタ・ハイブリッドZ、レクサスNX350h F SPORTなど、トヨタ/レクサス系はハイブリッドに乗ることが多かった関係で、回生ブレーキに慣れていたからなのか、ガソリンモデルのブレーキ制動が弱く感じることも。

これは不満ではなく、あくまでもハイブリッド(HEV)モデルと比較しての素直な感想になるため、アルファードのブレーキタッチも乗り続けていれば特に問題なく慣れるとは思います。

ただ、ブレーキの踏み始めの制動力は弱く感じるので、ハイブリッドからの乗り換えとなると気持ち強めに踏み込まないとブレーキが効きづらいという認識は持っていた方が良いかもしれません。

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