日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)が納車されて10か月が経過!「絶対に押し間違える」と批判されていたスイッチ式シフトの使い勝手は?
(続き)日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)が納車されて10か月経過してのインプレッション
引き続き、日産の新型セレナe-POWER LUXION(C28)が納車されて10か月経過してのインプレッション内容をチェックしていきましょう。
実はディーラーオプションのオットマンは使っていない
続いては、ディーラーオプションとして購入した外付けオットマンについて。
競合のミドルサイズミニバンとなるトヨタ・ノア(Toyota Noah, 90系)/ヴォクシー(Voxy, 90系)や、ホンダ・ステップワゴンでは2列目キャプテンシートと一体型でオットマンが採用されているのですが、セレナ(C28)に関してはオットマンの設定が無く、ディーラーオプションで購入する必要があります。
上の画像でも確認できますが、外付けオットマンは足元のスペースを奪ってしまうため、乗降り性を中心に使い勝手が宜しくないんですね。
この他にも家族旅行で何かと重宝しているピクニックバックですが、他に所有していたヴォクシーやステップワゴンでは問題なく使用できていても、セレナ(C28)では外付けオットマンの影響でオットマンと干渉してしまい、これ以上オットマンを水平に上げることができません(2列目シートもこれ以上後ろに下げることができない)。
オットマンの価格は、1脚19,980円(税込み)と決して安価なものではないですし、むしろ割高に感じる装備ではありますが、足もとのスペースを邪魔してしまうことも多いため、今ではラゲッジスペースに場所移動するなど、全く利用していないのが現状なので、個人的には「買わない方がよかったのかも…」とちょっと後悔しています。
実は後席用11インチリヤモニターも使用していない
最後もディーラーオプションになりますが、後席用の11インチリヤモニターも、納車されて半年が経過した辺りから使用しておらず、特に2024年に入ってから一度も展開していないと記憶。
っというのも、長距離移動などで後席に子供などを乗せる際、CD/DVDプレーヤーが搭載されていない関係で映画を視聴することができないんですね。
HDMIにてAmazon Fire TV Stickや、USBを介してオットキャストを視聴するのも良いのですが、そういった機器類を所有していない方からすると不便に感じるかもしれません。
あとは、先代C27より11インチから一切サイズアップしていないことも残念に思う所。
ノア/ヴォクシーでは14インチの有機ELディスプレイ(2024年3月時点では13.2インチにサイズダウンしている)、ステップワゴンでは15.6インチのフルHDモニターが採用されているため、これらのサイズ感に比べると「時代が遅れている」と思われても不思議ではないのかもしれません。
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