【続悲報】レクサス新型LX600がまたもバッテリー上がり→毎日100km近く走らせてるのに「半日放置」でエンジン始動不可。テスラ新型サイバートラックにアクセル関連のリコール!

(続き)テスラ新型サイバートラックのアクセルペダルカバーが外れる不具合、やはりリコールの対象だった

続いて、前回のブログでもお伝えしたテスラ新型サイバートラック(Tesla New Cybertruck)のアクセルペダルカバーが外れて引っ掛かってしまい、意図せずアクセルが踏みっぱなしの状態となり、同車が暴走する危険性が高まるという不具合について見ていきましょう。

この問題についてテスラは、既に生産された車両の出荷や輸送を停止していましたが、その後僅か数日でリコールを届け出ています。

対象台数は3,878台と非常に少なく、アメリカのユーザー向けに納車されている全てのサイバートラックが対象なのかどうかは不明です。


組立工程において、アクセルペダルカバーに潤滑剤が付着していた恐れがある

今回の不具合についてテスラは、アクセルペダルに問題があり、意図しない加速を引き起こしたと報告。

サイバートラックに新たに導入したオルガン式アクセルペダルのプレートの滑りが、広範囲にわたって問題であったことが確認されています。

テスラは米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)に提出した文書の中で、この問題はトレッドプレート(足が実際に触れる光沢のある金属部分)を、アクセルペダルに取り付けるために潤滑剤を不正に使用したことに起因すると説明。

これにより、トリムピースの保持力が低下し、所定の位置からずれる可能性があるとして、既にSNSなどでもアクセルペダルカバーが外れている動画が拡散され話題になっています。

この不具合の一番の問題は、アクセルペダルカバーが外れてしまった場合、上の画像のようにペダルカバーが奥の方で引っ掛かってしまい、テコの原理でオルガンペダルを踏み続ける → 意図せず加速するといった極めて危険な問題が発生するとして、リコールが届け出される以前からSNSでもサイバートラックオーナーが注意を呼び掛けていました。

NHTSAとテスラは公式文書の中で、この問題により事故の危険性が高まることを認めていて、この不具合に起因する事故や負傷、死亡については報告が無いと説明しています。

アクセルペダルカバーが滑るのを防ぐため、テスラはアメリカユーザー向けに納車された3,878台のサイバートラック全てを対象にリコールを届け出していて、トリムピースがペダルに張り付くようにアクセルアセンブリを交換、または再加工する予定ですが、残念ながら現時点では、修正に関する詳細な情報は明らかになっていないそうです。

サイバートラックオーナーが、独自に対策した画像を投稿したのだが…

解決策については、すでに海外掲示板サイトRedditにおいて「u/Aranfiy」ユーザーが投稿している通り、上の画像の赤矢印のようにベースにリベットが付いたアクセルペダルの写真を投稿。

この改善だと効果はありそうですが、これを見たユーザーの多くが「なぜリベット用の穴をもう少し真ん中にできなかったんだ」「オーナーが雑な人間であることがわかるな」などの批判的なコメントが殺到。

テスラ公式の対策ではなく、あくまでもテスラオーナーの応急処置的な意味合いで投稿した対策であるにも関わらず、ここまで批判されるようなコメントが多いとは…この辺りの悪質さは日本人とよく似たところかもしれません。

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Reference:CARSCOOPS